ハローワークで仕事を探しているけれど、あまりにも給与が低すぎて絶望してしまう。
給与が安い求人ばかりで応募できない・・・・。
基本給が18万円、19万円・・・・。これでは、年収300万円にも届かないのではないだろうか。
手取りが月十数万円では東京で一人暮らしなんてできないのではと不安になりますよね。
どれほど仕事の内容が自分の希望に合っていても、あまりにも低い給与では生活うができません。
そこで、
- 実際のハローワーク求人を確認
- なぜハローワークの求人の給料がなぜ安いのか
- 無料のサポートは活用する
- ブランク10年、30代後半の私が利用した求人媒体
上記の内容で当記事をまとめていきます。
Contents
東京都内のハローワークの求人例
ハローワークの求人に募集する際は登録が必要となりますが、求人票を閲覧するだけであれば、ホームページで条件を入力し、検索することが可能です。
では、東京都内の実際の求人を見てみましょう。
リンク:ハローワーク
詳細検索条件の中の労働条件等をチェックしていきます。

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【検索条件】
- 雇用形態:正社員
- 加入保険等:雇用・労災・健康・厚生
- 賞与:あり
- 週休2日:毎週
- 年間休日数:120日以上
次に、フリーワードとして【英語】と入力しました。
希望する休日については土日祝日を設定したいところですが、「英語を活かせる」仕事の場合、都内であればサービス業も幅広くある可能性がございます。
このため、最初から検索対象を狭めないようにしておきました。
ハローワークの「英語を活かせる」求人の給与(都内)

あくまでも一例ですが検索結果はご覧のような内容です。
給与の幅がございますが、ざっくりと20万円前後になりますね。
しかし、この画面で表示されているのは基本給+手当を含めた金額です。
基本給としては15万円程度のところも多く見受けられました。

給与が高いとされる営業職でもこのような感じです。
では、英語を必要としない仕事ではどのような内容なのかみてみましょう。
ハローワークの医療事務求人の給与(都内)
医療事務の仕事は女性の資格として人気ですよね。
しかし、給与の面から考えますと、非常に厳しい現実がございます。

東京都内でも基本給+手当の月給で15万円代~。
税金で約20%を引かれると手取りで約12万円です。
以前私の友人が地方で医療事務をしていましたが、給与だけでは生活ができないということで全く異なる業界に転職しました。
求人はあるのかもしれませんが、稼ぐことができない資格であるのであれば、資格取得のために費やす時間がもったいないような気がしてしまいます。
ただし、あくまでも自立するための職業として考えた場合であり、ご主人がいらっしゃる場合や、親元で生活できる方であれば良いのかもしれません。
ハローワークの介護職求人の給与(都内)
次に、同様の条件で介護関連の求人をチェックしてみます。

介護職は医療事務よりも給与がよいですね。
私自身は介護業界は選択肢としては外しましたが、人材難の業界ですので、意欲があれば年齢やブランクにかかわらず就職先を見つけるのはそれほど難しいことはないかと思います。

ハローワークの求人の給与が低い/安い理由
ハローワークの求人の給与が低いのには以下のような理由が挙げられます。
求人にお金をかけられない零細企業・中小企業のため
求職サイト、求人広告と異なりハローワークは無料で求人票を出すことができます。
このため、従業員数が数名しかいないような零細企業や、経営が厳しく求人にお金をかけられない会社などは無料のハローワークを通して求人を出すことになります。
しかし、幅広く求人を募集したいという企業の場合、有料の求職サイトとハローワークを併用しているケースもあります。
このような企業であれば少しは安心ですが、ハローワークにしか求人を出していない企業であれば、給与が安いというのも仕方がないことだと思います。
離職率の高いブラック会社
ハローワークの求人で注意しないといけないのは、離職率の高いブラック会社が含まれている可能性があるということですね。
キャプチャをとっていなかったので説得力にかけますが、給与の中にみなし残業時間が60時間分も含まれている会社がありました。
みなし残業制度を設けているというのは、その時間以上の残業が発生していると想定すべきです。
つまり稼働20日として毎日3時間以上の残業が必須で、おそらくみなしを超える残業代の支給はないでしょう。
ハローワークであれば無料で求人広告を出すことができますので、退職者が出てもまた補充すればよいと考えているような企業が利用している可能性がございます。
地方の企業の求人は、ハローワークで求人を探すのが一般的
インターネットの求人広告、転職・求職サイトの求人は大都市に集中しています。
このため、地方に住む友人に尋ねると、地元で働きたい場合には、転職サイトを見ても派遣の仕事がほとんどなのだそうです。
また、地方といっても県庁所在地で探す場合であれば大手企業や有名企業の支店や店舗がありますが、田舎にいけばいくほど働く場そのものが限定されてきます。
その結果、自宅から近い地元の仕事先を探す場合には、ハローワークで求人を探すのが一般的であり、給与が安くても求人数そのものが少ないので選ぶことができないのだそうです。
私の場合、離婚後も親元へ戻らずに、東京で就職先を探した理由はここにありますね。
ハローワークの給与が低い(安い)というのであれば、生活水準を見直すべき?
ブランクが長い30代後半の女性の再就職であれば、贅沢は言えません。
給与が低いのであれば、生活水準を下げれば良いという意見は十分承知しています。
独り暮らしの場合、一番大きな支出となるのが「家賃」ですよね。
固定費をどれくらい抑えるかというのが節約をする上で重要になってくるわけですが、女性の場合は極端に削ることができないという事情がございます。
なぜなら、女性の一人暮らしの場合、住む場所のセキュリティーは重要です。
都内の場合は自宅から最寄り駅まで徒歩で向かう方が大多数でしょうから、周辺の治安に気を配らなくてはなりません。
また、あまりにも安い物件に住むと、壁が薄いため隣人との騒音トラブルなども生じる可能性がありますし、管理費がほぼないようなところでは、ゴミ出しなどのルールを守らない住人に悩まされるかもしれません。
仕事から疲れて帰ってきて自宅に戻ってまたストレスというような事態は避けたいと思うのであれば、ある程度の家賃の支出は仕方ないかと思います。
東京都内の家賃相場
参考までに、東京都内の家賃相場を不動産サイトで調べてみました。
- CHINTAIの東京都内家賃相場
条件:1ルーム,1K、オートロック付き 23区内
足立区、葛飾区 6万円台後半~
江戸川区、練馬区、板橋区、荒川区、北区、大田区 7万円~
文京区、墨田区、品川区、世田谷区、中野区、杉並区、豊島区 8万円~
新宿区、台東区、江東区 9万円~
千代田区、中央区、目黒区、渋谷区 10万円~
港区12万円~
条件を最低限にしていますのでこの価格帯になります。
ただ、私の経験上、2階以上、駅から徒歩10分、バス・洗面台別などをさらに追加していくと、上記金額に1~2万円は上乗せされてくるのではと思います。
ハローワークや都内の求人なら東京しごとセンターの無料サポートを活用
ハローワークの求人は給与が安いので応募はしないという方も少なくないかと思います。
しかし、初めての転職やブランクがある再就職の場合、どのように就職活動を進めてよいのかわかりませんよね。
インターネットで情報を収集し、自分自身で解決できる方であれば良いのですが、相談したい、面接が不安なので練習したいという人もいらっしゃるかと思います。
そういう場合には、家に籠って一人で悩んでいるよりも、無料のサポートを利用して就職活動の相談にのってもらうと新たな発見があるかもしれません。
あなたが東京都内で仕事をお探しであるのであれば、「東京しごとセンター」の利用を検討することも一つの方法です。
- 子育てしながら仕事復帰したい
- 非正規雇用から正社員を目指したい
- 就職活動のアドバイスを受けたり、求職者同士で意見交換をしたい
このようなお悩みはございませんか?
東京都が業務委託をしているため、安心して利用できるサービスだと思います。
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利用はすべて無料!東京都内での就職・転職なら!【正社員就職応援プロジェクト・東京しごとセンター】
また、東京しごとセンター独自の求人紹介もありますので、まずは話を聞きにいくだけでもよいかと思います。
同じ建物内にハローワーク飯田橋U-35もございます。
就職活動は行動することが大切。
ハローワークや東京しごとセンター経由で求人応募はしなくても、無料で利用できるサポートやサービスは積極的に活用しましょう。
ハローワークの求人は条件が合わなかったので、転職サイトを利用しました
では、私自身はどのようにして仕事を探したのかといいますと、様々な求人媒体を利用しました。
ブランクがある30代後半女性の再就職活動は容易ではございません。
複数の転職エージェント、転職・求職サイトに登録し、ハローワークにも足を運びました。
私の場合は、経済的に自立する必要があったことと、英語を活かす仕事がしたかったためにハローワークでは希望するような求人を見つけることができませんでした。
このため、実際に活用したのはリクナビNextやマイナビといった大手の転職・求職サイトになります。
↓↓30代後半で再就職した私が利用した転職サイトはこちら↓↓

もしもあなたが、年齢やブランク、経験不足が不安で転職サイトの利用を躊躇しているのであれば、迷う必要はありません。
10年のブランクがある私が正社員として3社から内定をいただいたのですから、あなたもきっと大丈夫です。
ハローワークや東京しごとセンターなど、無料で利用できるサポートを利用して準備と自信をつけた上で、転職サイトの求人にどんどん応募していきましょう!
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転職、求人情報ならリクルートの転職サイト
【リクナビNEXT】
最後に
ハローワークの求人は、給与が低いものが多く、都内で一人暮らしをするには非常に厳しいですよね。
生活水準を落として安い給与でも頑張ることはできるかもしれません。
しかし、削ることができる生活費は限られており、女性の場合は家賃を抑えるとセキュリティーの懸念もございます。
仕事の内容ややりがいは重要ではあるものの、自立するためには給与も仕事選びの大切なポイント。

ハローワークの求人の給与では経済的にも非常に苦しくなると思った場合は、最初から無理だと諦めずに様々な求人サイトを利用して仕事を探してみましょう。
小さな行動を積み重ねれば、道は開けます。