「専業主婦」でいることに罪悪感や引け目、後ろめたさを感じてしまうことはありませんか?
専業主婦といっても決して暇を持て余しているわけではないですよね。
毎日家事と育児におわれている人も少なくないはずです。
家族のために一生懸命頑張っているにも関わらず、収入という対価がないことで、どうしても後ろめたさを感じてしまう。
そんな心のモヤモヤがあるのではないでしょうか?
しかし、 専業主婦でいることに罪悪感や引け目を感じる必要はありません 。
なぜなら、 あなたが専業主婦でいることは、あなたの家族が合意していることだからです。
周囲の人からどう思われようと、あなたやあなたの家族が望んだことなのですから、気にする必要はありません。
ただ、もしもあなた自身が
「将来、子育てが一段落したら、働き始めるかも」
「家族が専業主婦でいることを望んでいるけれど、本当は働きたい」
「子供の教育費がかかるようになったら再就職を考えるかも」
このように考えている場合は、 いつか訪れるその日のために、今から準備しておきましょう!
私は30代後半で離婚を経験した会社員です。
結婚を機に仕事を辞め、フリーランスの仕事をしていました。
このため、専業主婦ではありませんでしたが、経済的自立ができるほどの収入はなかったため、離婚後に再就職しています。
10年のブランクがあっても再就職ができた経験から、
「いつかは社会復帰するかもしれない」
と思っているあなたに向けて、以下の内容を掘り下げていきますね。
- 専業主婦でいることに罪悪感や引け目を感じなくていい理由
- 専業主婦でいることに罪悪感や引け目を感じる理由
- 将来、再就職する可能性があるなら、何をすべき?
最後まで読んでいただけると幸いです。
Contents
専業主婦でいることに罪悪感や引け目を感じなくていい理由
冒頭でも述べましたが、 専業主婦でいることに罪悪感や引け目を感じる必要はありません。
なぜなら、ご主人やお子様があなたに専業主婦として家事育児に専念してほしいと望んだからです。
あるいは、あなた自身がお子様と一緒にいる時間を大切にしたいと思ったからかもしれません。
あなたのご主人やお子様は、あなたに働きに出てほしい、少しでもお金を稼いでほしいと望んでいますか?
望んでいないのではないでしょうか?
ご主人は働いてお金を稼ぐ、あなたは家事育児に専念すると、しっかりと役割分担をしているのであれば、周囲の声を気にすることはないのです。
そもそも、 あなたが専業主婦でいることを選択できるのは、ご主人の収入が高いからです。
経済的に不自由することがない良縁に恵まれたのは、あなたに魅力があるからです。
また、ご主人の収入が低くても、ご両親が経済的に裕福で援助を期待できるケースもあるでしょう。
人間は平等ではありません。
生まれながらにして、お金に苦労しなくてもよい人もいます。
もしもあなたが、経済的に不自由がなく、専業主婦でいることが家族の総意なのでしたら、何も問題はありません。
専業主婦でいることに罪悪感や引け目を感じる理由
自分でお金を稼いでいない・収入がない
とはいえ、自分でお金を稼いでいない、収入がないことが原因で、罪悪感や引け目を感じてしまうこともあるでしょう。
- ママ友とのランチやカフェ代
- 自分の洋服代や化粧品代
- 自分の両親への贈り物
- 自分の両親や友人との旅行代
- マッサージや美容室代
等々、子供のために使うお金であれば、遠慮なく使うことができても、自分のためには使えない。
専業主婦ではなく、 仕事をして収入があれば、自由に使えるお金があるのに・・・
と、考えてしまうのではないでしょうか?
優しいご主人であれば、気にせず使ってもいいと言ってくれるでしょうが、こればかりはあなたの気持ちの問題ですので難しいですね。
共働きママと比べて劣等感を抱いてしまう
総務省統計局の資料によりますと、ご覧の通り、共働き世帯は右肩上がりで上昇しています。

出典:https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/21/backdata/02-01-01-03.html
あなたの周りには、正社員でバリバリ働いているママもいるのではないでしょうか?
家庭と仕事を両立させている共働きママを見ると、たとえあなたが家事と育児を完璧にこなしていたとしても、心のどこかで劣等感をいだいてしまうのかもしれません。
なぜなら、あなた自身が、 働いてお金を稼ぐことがいかに大変かを経験しているからです。
社会に出て働くことは、お金だけでなく充実感ややりがいもありますが、ストレスや体力的な負担はあります。
また、時には理不尽なことに耐えなくてはならないこともあります。

それでも仕事をして、なおかつ子育てもしている。
そんな共働きママと比べてしまい、辛くなってしまうのですよね。
社会とのつながりがないこと
専業主婦でいることに罪悪感や引け目を感じてしまう3つ目の理由は、 社会とのつながりがないこと ではないでしょうか?
家族や限られた人間関係の中で生活をしていると、「このままでいいのだろうか?」と不安になる気持ちはよくわかります。
私自身がまさにそうでした。
現在は、英語を使うという仕事柄、様々なバックグラウンドを持った人と出会う機会が多く、刺激を受けることも多々あります。
今の自分があるのは、あのとき離婚したおかげ。
もしも離婚という選択をしていなかったら、今の仕事と出会うことはなかったと思いますので、離婚は決してマイナスではなかったと考えることにします(笑)。
将来、再就職する可能性があるなら、何をすべき?
時代は夫婦共働きへ
前述の通り、共働き世帯は右肩上がりで上昇しています。
最近のニュースを見ていると
- 長引くデフレ
- 賃金が上がらない日本
- 少子高齢化
- インフレが家計を直撃
といった話題が多いですよね。
これからは賃金が上昇し、税金が安くなり、十分な年金がもらえる未来が来ると期待している人は少ないかと思います。
・働き改革
・副業推進
・Nisaやideco等、投資の推進
等、政府が
「老後のために、自分でしっかり稼いでお金を貯めましょう!」
と言っているようなものです。
専業主婦が少数派になっている今、第3号被保険者制度もいつまで続くかわかりません。
これからますます 夫婦共働き 世帯が増えてくるのではないかと考えられます。
私の職場では、20-30代女性社員の結婚ラッシュが続いています。
しかし、誰一人、 結婚を理由に退職していません。
産休中の社員もいますし、育休から復帰して子育てしながら仕事を頑張っている社員もいます。
「今は離婚も珍しくないし、将来何があるかわからないから仕事は辞めない」
結婚直後にこんな風に話してくれた後輩を見て、「しっかりしているな~」と感心してしまいました。
夫婦共働き世帯が増えているということは、結婚後、子供がいても長く続けられるような企業が増えているということでもあります。
働かざるを得ない状況に陥った時に、すぐに仕事に就ける自信があるか?
今は、あなたが専業主婦で家庭を守ってくれることをご主人やお子様が望んでいるかと思います。
ご主人のおかげで、経済的に不自由はなく、あなたがお金を稼ぐ必要性はないかもしれません。
しかし、もしも働かざるを得ない状況に陥った時に、あなたはすぐに社会復帰できるでしょうか?
もしも、離婚することになったら?
もしもご主人が突然亡くなったり、重い病気で働くことができなくなったら?
精神的に病んでしまったらどうでしょう?
「うちに限ってそんなことはあるわけない!」
と思われるかもしれません。
私もまさか自分が離婚するとは思っていませんでした(笑)。
例えば、私たちは今後大震災の被災者になるかもしれないと思うから、防災グッズを準備していますよね。
コロナのときも、もしもの時に備えて、予防対策を万全にしました。
同じように、起きてはほしくないけれど、もしも経済的自立をしなくてはならない状況になったら、すぐに対応できるのかを考えて準備しておいてもよいのではないでしょうか?
やりたいこと、興味があること、得意なことを見つけておく
今は高齢者も元気に働いている時代です。
サービス業や介護職など、慢性的に人手不足の業界もありますので、選ばなければ仕事はあるでしょう。
しかし、人手不足が叫ばれている業界は、賃金が低く、重労働であったり、精神的に負担がかかる仕事が多いです。
働くのであれば、お金や生活のためだけではなく、多少なりとも好きなことや興味があること、やりたいと思う仕事に就きたいですよね?

「仕事に活かせる資格やスキルがない」と言う場合は、自分の得意なこと、やりたいこと、興味があることは何なのかについて、今のうちから自分軸を作っておくことをお勧めします。
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私事で恐縮ですが、私の場合は、「英語を使う仕事」という軸がありました。
ブランクが10年あっても、面接まで進める機会が多かったので、やはり英語力は武器になるのだなと思います。


外国人観光客が増えている今、サービス業でも英語ができる人材の需要はますます高くなるでしょうね。
前述の通り、結婚後も専業主婦にはならず、仕事を続ける女性が増えています。
- 残業少なめ
- 有給が取りやすい
- 在宅勤務可
等、「家庭と仕事を両立できそう」と期待できる求人も多くあります。
今すぐには再就職をする気持ちはなくても、どのような求人があるのか、情報感度を高めておくとよいのではないでしょうか?
まとめ
専業主婦でいることに罪悪感や引け目を感じる必要はありません。
なぜなら、それぞれ家庭の事情があり、その選択に対して他人がどうこう言う事ではないからです。
しかし、もしも将来、働き始める可能性があるのであれば、今のうちから情報感度を高め、スキルを磨く等の準備をしておくことをお勧めします。
今後、ますます共働き世帯は増えます。
今まで専業主婦だった優秀な女性が、続々と社会復帰をすると、条件の良い仕事を見つけるのは難しくなるでしょう。
もしもの場合に備え、今のうちに稼ぐ力を身に着けておくことは危機管理の観点から大切だと思います。
人生はいつ何があるかわかりませんので。
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