転職・再就職活動準備

求人の給与が「~」と幅がある。結局下限?応募の前に気を付けること

求人 給与 幅 ~ 考慮 応相談

求人に記載されている給与は「月給〇〇万円以上」、「月給〇〇万円~〇〇万円」と、金額に幅がありますよね。

場合によっては、月給が18万円~38万円などというように、給与幅が20万円くらいあるケースもございます。

転職・再就職時には、仕事を決める上で、給与は重要なポイントです。

「年齢と経験により応相談」とか「考慮」と書いてあるけれど、実際には、どれくらいもらえるのだろうかと気になりますよね。

私の場合、求人の給与額を見る際には、下限額、または下限額に近い金額が提示される可能性があることを考慮し、最低希望額を満たさない求人に応募するのは避けました。

なぜなら、30代後半の独身女性ということもあり、あまりにも低い給与では生活に困る。経済的に困窮すれば将来への希望がもてなくなると考えたからです。

そこで、下記の内容で当記事をまとめていきたいと思います。

  • 求人の給与額に幅がある理由
  • 下限額が低すぎる場合にどうすればよいか
  • 入社後に給与アップが期待できる企業なのかを見極めよう

求人の給与額に幅がある理由

多くの求職者の目にとまる求人にするため

転職サイトで求人を探す際に、希望する条件としておおよその年収または月給を入力しますよね。

企業はお金をかけて、転職サイト、転職エージェントに求人広告を掲載しています。

このため、なるべく多くの求職者の目に留まり、企業とマッチする人材に応募してもらいたいと考えるはずです。

売り手市場の今(*この記事を書いた2019年当時)、求職者にとって、何百とある求人の中から企業を絞り込む際には給与の金額は重要なポイントとなります。

そこで、給与に幅を持たせることで、なるべく多くの求職者の目に留まる、検索結果に表示される必要があるのだと思います。

年齢や経験、スキルにより提示する金額が異なるため

給与は年齢・経験、スキルを考慮の上、決定します

求人の給与欄は次のように記載されていることが多いですよね。

  • 経験・年齢を考慮の上決定します。
  • 年齢・スキル・保有資格などを考慮

新卒の場合とは異なり、中途採用では同じ職種や業界で働いていた経験や、長年のスキルが転職時に即戦力として生きてきます。

中小企業では新卒社員のように一から手取り足取り教育する ことは難しいでしょう。

40代になると、もう正社員として転職するのは難しいのではないだろうかと不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、企業によっては20代の若い女性よりも、経験があり、入社後すぐに育児休暇となるリスクが少ない40代の女性を好んで採用する企業もあると思います。

これは私の友人のケースですが、友人の場合、最終面接で、求人に記載されていた給与幅よりも高い金額を提示されたそうです。

友人は求人内容を了承の上で応募し、給与交渉もしなかったのですが、企業側が配慮してくださったのでしょう。

前職の給与額とほぼ同額での採用が決まりました。

このように、 企業が求めている人物像と、あなたがマッチする場合には、 給与に幅がある場合でも、考慮した金額が提示される可能性がございます。

未経験の場合、下限額からスタートする可能性が高い

一方で、応募職種、業界が未経験の場合、給与欄に記載されている下限額あるいは下限に近い金額からスタートする可能性が高いと思います。

あなたがたとえ、「前職の基本給が〇〇万円だったから、せめて同額はもらいたい」と思っていたとしても、企業にとっては未経験の人に最初から高額を提示することはリスクとなります。

また、企業側としても給与幅明記している以上、その範囲内で入社してくれる人を雇いたいと思っています。

ですから、 全くの未経験の場合には、基本給については記載されている金額から大幅アップはあまり期待できないと考えておいたほうがよいでしょう。

未経験でも、スキルや資格が活かせる場合は具体的にアピール

あなたが応募職種、企業の業界が未経験だったとしても、あなたが持つスキルや資格が活かせる場合には、履歴書や面接でアピールすることが重要です。

例えば英語の語学力。

全くの未経験職種であっても、あなたの英語力が活かせる仕事であるなら 、企業側も給与アップのプラス材料として検討していただけるかもしれません。

求人に記載されている給与の下限額が低すぎる! 希望額に満たない場合はどうすればよい?

希望額とかけ離れている場合は応募しない

あなたが最低〇〇万円以上でないと、転職・再就職できないと基準を定めている場合、求人の給与の下限額が希望額とかけ離れている場合には応募しないほうが良いかもしれません。

なぜなら、30代後半女性の転職・再就職活動では、給与額は重要だからです。

あなたが独身で、経済的に自立しなくてはならない状況なのだとしたら、給与で妥協するとこれから先の人生に大きなリスクが生じます。

「お金がないから〇〇できない。」

「余裕がないから諦める。」

生活に困るような給与であれば、心に余裕を持つことが出来ません。

人生を前向きに生きることも困難になります。

お金がないから我慢しようではなく、頑張って稼いで、あれもしよう、これもしようと新しいことにチャレンジする余裕が欲しくないですか?

そのためには、最低限これくらいの基本給は必要だという金額を、生活費から逆算してあなた自身で設定しておく必要があると思います。

転職・再就職活動には時間も労力もお金もかかります。

給与の下限額があなたの希望とかけ離れている場合には、時間と労力の無駄になる可能性が高いため、別の求人を探す方がよいと思います。

仕事の内容に興味があり、給与が安いかもしれないけれどチャレンジしてみたいと思うかもしれません。

しかし、私の友人の場合は、残業代が支給されなくなり、手取りが10万円台になったことをきっかけに転職しました。

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昇給・賞与・決算賞与(インセンティブ)で、入社後に給与・年収がアップする可能性がある企業なのかを考える

未経験職や未経験の業界に転職する際には、求人に記載されている給与の下限額に近いところからスタートする可能性の方が高いでしょう。

しかし、最初は給与が低くても、入社後の貢献度によって給与・年収が上がる可能性がございます。

私の場合も、2年目、3年目と順調に昇給・昇格したことで生活に少しゆとりがもてるようになりました。

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このため、求人では賞与・決算賞与(インセンティブ)、昇給の有無の記載を必ず確認しなくてはなりません。

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賞与実績は基本給の何か月分なのか、それとも寸志程度しかない、あるいは過去数年ボーナスを支給できていない企業なのかといった情報は、きちんと把握しておきたいですね。

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私も情報収集のため「転職会議」にはお世話になりました。

また、複数の転職エージェントに登録し、あなたの希望に合う求人を紹介していただくことも重要だと思います。

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最後に

以上、求人の給与に幅がある理由、 給与の下限額が希望とかけ離れている場合どうすればよいかという内容についてまとめてみました。

私自身は、再就職活動で3社から内定をいただきました。

提示された金額は下限額ではなかったものの、残念ながら大幅アップというわけでもなかったですね。

このため、給与の最低額が希望以下であれば応募はしないと決めて、就職活動を行いました。

30代後半で英語を活かせる仕事に就くことができた私が利用した転職サイトや就活の手順は下記記事でまとめています。

よろしければ併せてご覧ください。

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私が今、勤務している企業は、転職初年度でも4か月以上のボーナスが支給され、決算賞与もございます。

もちろん、昇給もありますよ。(*追記:2年目からは更にボーナスが増え、昇格・昇給もありました!)

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