就職活動

1日に2社の面接は避けるべき その理由と私の失敗談

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転職や再就職活動中は、複数の企業に応募するため、スケジュールの都合上、同じ日に2社の面接が重なってしまうことはありませんか?

1日に2社の面接予定を入れても大丈夫だろうか。

交通費の節約のためにも同日面接は効率が良いと思うけれど、果たして集中力が持つだろうか。

そんな不安があるのではないでしょうか。

私自身が再就職活動の際に、1日に2社の面接を組んだ経験から言えることは、「可能な限り、1日1社に絞って集中するべき!」ということです。

なぜなら、メリットとデメリットを比較した際に、デメリットの方が大きすぎるからです。

ということで、私の失敗談を交えながら、この件について詳しくお話していきますね。

同じ日に2社の面接を入れる理由

転職活動はスケジュール調整が難しい

スキルや経験がある方や、慢性的人材不足の業界への就職でない限り、年齢を重ねるほど難しくなる転職・再就職活動。

一般的には複数の企業に応募し、同時並行で進めなくてはなりません。

企業側の選考スピードも早く、比較的すぐに次のステップに進めるのか否かの結果が届きます。

次の選考の案内が届いた場合、できる限り素早い返信で、採用担当者に意欲をアピールしますよね。

選考結果がいつ届くのかは企業によって様々ですので、全て並べてスケジュールを組んでいくというわけにはいかず、一つずつ順番に返答していかなくてはなりません。

その結果、志望度が高い企業から選考通過の案内が届いた際に、指定されたいくつかの日程が既に予定で埋まってしまっているというケースも多々あるかと思います。

企業が採用する人数は予め決まっています。

このため、志望度が高い企業の面接は早めに設定しておかなければ、他の求職者に内定が出てしまうかもしれません。

このような事情から、やむを得ず同日に2社の面接予定を入れるということもあるのではないでしょうか。

在職中のため、時間の確保が難しかった

私の場合は、10年ブランクというイレギュラーケースでの再就職でした。

しかし、転職活動は在職中に行う方が、経済的な面からも安心ですよね。

とはいえ、仕事を続けながらの転職活動は、時間の確保が困難です。

何度も有給休暇を取ると怪しまれるかもしれませんし、残業が多く有給取得もままならない労働環境だったからこそ転職を決意したのであれば、時間を作るのは難しいでしょう。

その結果、限られた日数で面接調整をせざるを得ず、同じ日に予定を入れたということもあるかと思います。

早く就職先を決めたいため、同じ日に面接予定を入れた

離職期間が長くなり不安、経済的な理由から今すぐにでも仕事を決めなくてはならない。

このような理由から、予定を詰め込み、敢えて1日に複数の企業との面接に挑むという方もいらっしゃるかもしれませんね。

同じ日に2社の面接を入れるメリット・デメリット

メリット

交通費の節約

都心の企業をターゲットとし就職活動を行っている場合、自宅から会社までの交通費もばかになりませんよね

在職中の転職活動であれば、通勤定期があるため負担は若干軽くなるかもしれませんが、すでに離職している場合、再就職活動の場合には交通費の出費が嵩みます。

例)八王子から品川までの交通費

JR:新宿経由で片道799円=往復1,598円

例)浦和から東京までの交通費

JR:片道388円=往復776円

例)武蔵小杉から渋谷までの交通費

JR:片道302円=往復604円

1日の交通費が約1,000円ということも珍しくないかと思います。

収入がない期間であれば、1,000円は貴重ですの少しでも支出を抑えたい。

その結果、精神的にも厳しくなることは覚悟の上で、敢えて同じ日に面接予定を入れる場合もあるかと思います。

内定が出た場合、比較検討できる時間がある

転職・再就職活動は短期勝負!と意気込み、毎日面接の予定を入れたり、1日に複数の企業の面接をこなした場合、選考結果の返事も同時期に得られるかと思います。

期間を開けずに集中して活動することで、内定が出た場合には、複数の企業の中から比較検討できるというのはメリットになるかと思います。

デメリット

準備不足で面接を受ける可能性

たとえ同じ業界、同じ職種への転職・就職活動であったとしても、求人内容から志望動機で強調すべき点、アピールするべき箇所などは企業ごとに対策をする必要があります。

時間をかければよいというものではありませんが、企業側も応募者がどの程度本気なのかを試すために面接で質問をしてくる場合がございます。

私の場合も、Webサイトの印象や業務内容をどのように把握しているかといった質問を複数の企業の面接官から受けました。

英語で説明を求められるケースもありましたので、企業研究のために応募企業のホームページを確認しておくことは最低限必要です。

同じ日に2社の面接予定を組むということは、前日に2社分の対策をしておく必要があります。

時間管理ができず、面接対策がおろそかになってしまう危険性、志望動機が中途半端になってしまう可能性もありますので、注意しなくてはなりません

1社目の面接が長引いて遅刻する危険性

同じ日に複数の面接を受ける場合は、応募企業の住所、最寄り駅、使用する路線を確認し、余裕を持ってスケジュールを組むかと思います。

しかし、企業によって選考内容や面接にどの程度時間をかけるかは様々です。

私の場合は、1時間の面接の後、2人目の面接官が登場し更に1時間の面接、それに合格すると筆記試験となるケースがございました。

この日は他に予定を入れていませんでしたので、どうにか乗り切ることができましたが、もしも2社目があったらと思うとゾッとします。

1社目の面接が長引くケースもございますので、間の時間をある程度長く確保しておかないと、最悪の場合2社目に遅刻してしまうという危険性がございます。

また、普段使い慣れていない路線を使ったり、土地勘のない場所に企業があるということもございますので、地図アプリの所要時間+αの余裕を見ておく必要がありますね。

カフェや昼食代など余計な出費が嵩む

まる1日面接のためにスケジュールを空けている場合には、遅刻しないように午前と午後にわけて予定を組むケースが多いと思います。

また、前述のように遅延リスクを避けるためにも、十分な時間を確保しなくてはならないため、待ち時間のカフェ代や昼食代が発生することになります。

飲み物やお弁当を持参し、公共スペースで食べるという節約方法もございますが、できれば2社目の面接対策のために、テーブルのある静かな場所で過ごしたいですよね。

そうなりますと、喫茶店やカフェで待つことになり、コーヒー1杯だとしても数百円の出費は避けられません。

交通費を節約するために2社の面接を組んだものの、待ち時間と外食代、時間とお金のどちらも費やすことになり、更には体力・気力の消耗と逆効果になってしまう可能性がございます

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どうしても同じ日に2社の面接が重なるのであれば、優先順位を明確にすべき

大変だとはわかっていても、どうしても同じ日に面接予定を入れざるを得ないという場合もありますよね。

1日に複数企業の面接に挑むと決めたのであれば、優先順位を明確にし、どちらを優先するべきか予め決めておくべきだと思います。

できれば優先度が高い方を最初に、低い方を後にスケジューリングしたほうがいいですね。

なぜなら、最初の面接がうまく行かなかった場合、気持ちの切替が難しく、志望度が高い方の企業の面接に影響がでるといけませんので。

1日に2社の面接予定を入れたものの、やる気がなくなり2社目を辞退した私

冒頭でも述べましたが、私自身も同じ日に2社の面接を入れたことがございます。

面接予定を複数抱えているということは、複数の企業の選考が進んでいるということであり、書類選考で落とされていた初期の頃と比較すると大変有難いことです。

私の場合は準備に時間が欲しいということと、心のゆとり、体力的な面からも、なるべく連続で予定を入れないようにしていました。

しかし、同時に早く仕事先を決めたいと思っていたことも事実です。

交通費の節約という点からも、同じ日に2社の予定を入れたのですが、直前になって2社目の面接を辞退ということになりました。

理由は以下のとおりです。

  • 面接の順番を後にした時点で、最初の企業よりも志望度が低かった
  • 書類選考通過後の1次面接だった 
  • 面接日が近づくにつれて、やる気がなくなってしまった
     

 
面接対策のために求人を見直した際に、進行中の他の企業と比較し、志望度が低かったのが大きな原因です。

志望度が低い企業の面接対策に時間と体力を費やすよりも、志望度が高い企業に全身全霊で挑むべきだと思いました。

ある程度面接をこなしていくと、1時間の面接でもどれほどの神経を使い、気力が消耗するかがわかります。

どうしても受かりたい企業が2社目なのであれば仕方がないですが、優先度が低い企業を2社目にした場合、私と同様、辞退という決断をする方もいらっしゃるかもしれません。

面接当日にドタキャンというのは、企業にとっても大迷惑ですので、2日ほど前に選考辞退のメールを送り、同日2社面接を回避いたしました。

最後に

面接の予定を組む際は、可能な限り1日1社で集中する方がよいですが、今まで述べてきましたように仕方なく、あるいは敢えて複数回の面接に挑むという場合もあるかと思います。

どうしてもという場合には、きちんと優先順位をつけること。

しかしながら、可能であれば同日面接は避け、面接対策・企業研究をしっかりしたうえで、1社1社確実に選考を通過することを優先させる方が良いというのが、率直な感想です。