海外や外国人と関わる仕事がしたいけれど、未経験なのでビジネス英語に自信がない。
未経験でも英語を使う仕事に転職することは可能だろうか?
英語を使うような華やかな仕事は人気があるため、経験がないと採用されないのではないかと諦めてしまうことはありませんか?
求人の内容だけでは、どれくらいの英語力が必要なのかわからないため、自分の語学力が通用するのかどうか不安になりますよね。
そこで、30代後半、未経験でも英語を使う仕事に転職することができた私の経験を基に、求人に応募する自信がない理由、経験がなくても転職可能だと思う理由についてまとめていきますね。
Contents
英語が活かせる仕事がしたいけれど、自信がない理由
未経験職に応募する場合、どの英語スキルがどの程度必要なのかわからない
現在の仕事または過去に経験したことがある仕事と同じ業種、同じ職種で応募する場合には、どの程度の語学力が必要なのかはある程度感覚的に想像できると思います。
しかし、未経験職にチャレンジする場合には、あなたの語学力が仕事でどこまで通用するのか、十分なのか、全く役に立たないのかあなた自身が判断することは難しいですよね。
英語がペラペラじゃないと採用されないのではないだろうか・・・。
自分の語学力なんて大したことない。そう思って自信を無くしてしまうこともありますよね。
誰だって経験したことがなければわからないのは当然です。
応募資格に経験の有無を明確に設定されていないのであれば、あとはあなたのやる気次第。
未経験でもチャレンジしてみたいと思うのであれば、勇気を出してエントリーしてみましょう。
友人とのカジュアルな英会話は問題ないが、フォーマルな「ビジネス英語」を使った経験がない
留学やワーホリで海外生活を経験していたり、海外旅行が好きで個人旅行の経験は豊富、外国人の友人が多い・・・等々、仕事で英語を使った経験はなくても、外国人とのコミュニケーション、日常会話レベルであれば問題ないという方も多いと思います。
ある程度英語が話せるようになると、そのスキルを仕事でも活かしたいと思うのは自然な流れですよね。
しかし、ここで壁となるのが「ビジネス英語力」です。
求人の応募資格には、TOEICスコアが記載されている場合もあれば、「ビジネス英会話レベル」「日常英会話レベル」といった表現の場合もございます。
「ビジネス英会話レベル」ってどの程度?
実際に経験したことがない場合には、自分には無理ではないだろうかと不安になってしまうのだと思います。
しかし、英語の読み書きはできても、外国人と話すのは苦手という日本人は多いですよね。
あなたの場合は逆ではありませんか?
海外経験が豊富で、外国人の友人とも英語でコミュニケーションをとることができる。
それってすごいことですよね。
臆することなく外国人と堂々と英会話ができるのはあなたの強みです。
理想が高く、自分の語学力に自信がない
あなたは外国人と英語で問題なくコミュニケーションがとれるにもかかわらず、英語ができない、こんなレベルでは役に立たないと思っていませんか?
綺麗な発音で流暢に話せるバイリンガルと比較してはいけません。
TOEIC満点の方と比べてはいけないのです。
あなたにはあなたの強みがございます。
ハイレベルな語学力を持つ人と比較し、劣等感を抱いて求人応募を躊躇するのは機会の損失です。
英語を活かしてグローバルな仕事をしたいと思う強い気持ちがあるのであれば、気になる求人には積極的にトライしてみるべきです。
面接の場で英語スキルチェックがあるから大丈夫
TOEICのスコアは客観的な判断材料
求人の応募資格にTOEICスコアが記載されている場合、自分のスコアをどう判断するのかはあなたの気持ち次第です。
基準に満たしていなくても、チャレンジしたい、あるいは経験やスキルをアピールしたいと思うのであれば、応募してもOK。
TOEICの点数は企業側が応募者の語学力を測るための客観的な判断材料にすぎないからです。
私の場合、TOEICの点数は900点です。
しかし、未経験で30代後半、おまけにブランクがあるという属性でしたから、たとえ応募資格の基準を満たしていたとしても不安でした。
語学力が採用判断の全てではない
未経験でも書類選考を通過することができたのであれば、英語力が通用するのかどうか心配しなくても大丈夫です。
なぜなら、企業はあなたの語学力だけで採用するか否かを判断するのではないからです。
スキルや経験、人柄が社風とマッチするか否か、また、中小零細企業であれば役員の意向が採用判断に大きく影響します。
また、業務で英語を使うことがMUSTであれば、必要な語学力は面接の場で必ずチェックされると思ってください。
このスキルチェックで企業側はあなたの語学力が仕事で通用するレベルなのか否かをチェックします。
つまり、あなたが自分の語学力に自信がなかったとしても、企業が大丈夫だと判断すれば仕事をする上で支障がないレベルはクリアしているのだと思って良いのです。
必要な英語力は、就職後に身につけることができる。ただし、日頃からブラッシュアップをしておけば、転職の際の選択肢の幅が広がる
転職してからも英語を学ぶ必要性
私の場合、未経験で英語を使う仕事に再就職をしました。
未経験の業種で働くと、初めて知る専門用語を目にすることになります。
日本語でも新しい知識ですので、日英両方の言葉で日々学んでいかなくてはなりません。
ビジネス英語メールについては、当初は不安があったものの、こちらは慣れればなんとかなります!
というのも、型にはまった長い文章を書く必要はないのです。
私は現在、毎日海外とメールでやり取りしていますが、外国人のメールは用件のみで非常にシンプルです。
毎日多くのメールを処理していかなくてはなりませんので、お互いに何を言いたいのか伝わればOKなのです。
きれいで丁寧な表現にしないといけない・・・なんて悩んでいたら仕事が進みません。
ですから、ビジネスメールについては、それほど心配しなくても大丈夫だと思います。
転職の選択肢を広げるために
未経験だからこそ、あなたはご自身の英語力に自信がなく、応募しても良いかどうかを悩んでいるのだと思います。
しかし、語学力といいましても、スピーキングを重視するのか、読み書きが重要なのか、またネイティブ並みの流暢さを求められているのか、日常会話ができれば十分なのかは企業や職種によって様々です。
実際にどのスキルをどの程度必要なのか、あなたの語学力が通用するのか否かは面接の場で確認すれば良いと思います。
また、企業側も、英語が必要なのであれば必ずスキルチェックをします。
日頃から英語のブラッシュアップに励んでいれば、応募できる求人の選択肢も広がるかと思います。

私の場合は、ビジネス英会話力を磨くため、オンライン英会話スクールのビズメイツを利用しました。
他のスクールと比較すると、毎日25分のレッスンが月額11,000円と割高ですが、無料体験レッスン受講者の「60%以上」が有料会員に登録するというのは、コストよりも「質」を求める人たちに支持されているからです。
ビジネス英会話に特化しているため、英文メールや英語会議、プレゼンといった内容にも対応可能で、ビジネス英会話力を磨きたいのであればぴったりのスクールだと思います。
最後に
英語を活かせる仕事をしたいけれど、未経験なので自信がない。
再就職活動中の当時、私自身もあなたと同じ悩みを抱えていました。
30代後半でブランクがございましたので、あなたよりも何倍も不利な状況かもしれません。
しかし、就職活動の軸として「英語を使う」という条件は妥協することができませんでした。
どうせ採用されるわけがない。
チャレンジするだけ無駄だ。
あなたがそう思ってしまえば可能性はなくなります。
企業によって、求める語学力は異なりますし、何よりも英語のスキルは判断材料の一つにすぎません。
この企業で働いてみたい。話を伺ってみたい。
そんな求人を見つけたら、行動あるのみです!