転職・再就職

適性検査・筆記試験で出題された図形の法則性やパズルのような問題とは?

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中途採用の筆記試験、適性検査で図形の法則性・規則性やパズルのような問題、暗算問題がでてきたけれど、時間がなくて最後まで解けなかった。

複数の会社の筆記試験で同じような図形問題が出たけれど、あの試験は一体何をチェックされているのだろうか。

対策はしておいた方が良い?

再就職活動の場合、久しぶりの筆記試験に戸惑うことは少なくないですよね。

私自身、10年ぶりの就活でしたので、選考内容に適性検査が含まれると、何を見られるのか、判断されるのだろうかと不安でした。

あの図形問題は一体何だったのだろう。

ということで、調べてみましたので、以下にまとめていきますね。

適性試験で出題される図形や暗算問題はCABと言うらしい

そもそも、あの図形問題の正体は?

ということで、インターネットで調べてみたところ、日本エス・エイチ・エル社(SHL社)の「CAB」という筆記試験・適性検査であることがわかりました。

測定科目は下記の通り。

  • 暗算
  • 法則性
  • 命令表
  • 暗号
  • パーソナリティ(OPQ)

図形が法則性を持って移動したり、増減していき、最後の箱ではどのような形や位置にあるのかというのを答える問題などですね。

具体的なイメージは、google画像検索で確認してみましょう。

あっそういえば私の試験もこんな内容だった!と思い出されたのではないでしょうか?

筆記試験は面接の前後に実施される場合と、面接後に自宅でWEBテストをする場合がございます。

企業によってどちらを採用しているかは異なりますが、私の場合はどちらのパターンも経験しました。

面接前に受けた企業では、他の求職者と同じ部屋で試験を受けましたので、ページをめくる音が聞こえて更に焦りましたね。

自宅で受けるWebテストの方が集中して解けるかもしれません。

CAB試験はSEやプログラマの採用以外でも筆記試験として採用している企業はある

このCAB試験は主に、IT企業や情報処理、システム関連企業、SEやプログラマ職の採用試験で実施されるそうです。

「CAB・GABを採用する企業はごく一部。実は SPIというこれとは全く形式の異なるテストが出る企業の方が多いんです。この試験を採用するのは外資系企業と、トップ商社くらいかな。」

「大抵の学生はSPI対策に時間を割いて、CAB・GAB対策を怠ります。もしCAB・GAB対策へ重点的に時間を投資できるなら、トップ学生に点数で勝つことも夢じゃありません。」
引用:https://www.onecareer.jp/articles/407

こちらの記事によりますと、外資系企業でも採用されるようですね。

2017年に学生さん向けに書かれた就活記事となりますが、私自身が経験していますので、中途採用でも採用されることはあります。

また、私はSEやプログラマ職への応募ではございませんでしたが、CAB試験を受けました

この試験を受けたのは、IT企業、外資系でしたので、これらの企業を受ける場合、SEやプログラマではなくても適性試験はCABである可能性はあるかもしれません。

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CAB試験結果で何がわかるのか 企業は求職者の何を確認しているのか

採用試験に筆記試験や適性検査が含まれるということは、わざわざ時間とお金を費やしてでも企業側が知りたい情報があるからですよね。

では、CAB試験結果では、どのようなことがわかるのでしょうか。

CAB試験では、「迅速かつ正確に情報を処理する能力」や「論理的思考力」がわかるのだそうです。

確かに、暗算問題や図形の法則性などはじっくりと時間をかければ解くことはそれほど難しくないですよね。

しかし、本番では限られた時間で問題を次々に解いていかなくてはなりません。

こう考えると、この試験がなぜIT企業やSE、プログラマ職の採用試験で出題されるのかというのが理解できますね。

また、外資系企業やその他企業でもこの試験が筆記試験として出題されたのであれば、企業は企業が求めている人物像をイメージすることができます。

面接では、スピード感を持って仕事に取り組んだこと、正確さや緻密さ、論理的思考力についての具体的なエピソードを話せるように準備しておくと良いと思います。

CABの適性検査が難しくて全然できなかった 対策は?

中途採用では、筆記試験の内容よりも、面接の方が大事なので面接対策に時間をかけるべきというのはわかります。

筆記試験や適性検査をどれくらい重視するかは企業次第ですので、一概にはいえません。

しかし、たかが筆記試験だと甘く見てはいけないと思います。

といいますのも、私が実際に受けた企業では、筆記試験で不合格であればその時点で不採用とのことでした。

なぜ、企業が選考内容に含めているのかを考えると、その重要性は自ずと理解できますよね。

一般常識や政治・経済などであれば日頃から新聞やニュース、インターネットで見聞きすることが可能です。

しかし、CAB試験は、普段見ることがないため、突然出題されると戸惑いますよね。

どのような問題なのかについては、対策本が販売されていますので、しっかり準備しておきたいという方は1冊購入し目を通しておくだけでも気持ちが全然違うと思います。

最後に

筆記試験はどのような内容であるかは、企業によって様々です。

筆記試験対策に多くの時間を費やすよりも、面接対策、企業研究に時間を割く方が個人的には大切だと思います。

しかし、私はSEやプログラマ職希望ではなかったものの、全く異なる業種の2社でこの適性検査を受けました。

初めてCABの図形や暗算問題を見ると、慣れていないため焦ってしまうかもしれませんが、どのような問題で何を判断されるのかがわかっていれば対策は可能。

判断されるのはスピードと正確さ、論理的思考力です。

問題をこなして慣れておけば、本番でも緊張せずに解くことができますので、この試験を受けたことがない方は、一度目を通しておくとよいと思います。