転職・再就職活動準備

転職や再就職のための資格はいらない!人生を豊かにするために学ぶ

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30代後半で再就職や転職を考える場合、「就職に有利な資格は何か」「履歴書に書く資格がない」と不安になるかと思います。

しかし、転職・再就職を有利に進めるための資格取得なら必要ないと思います。

つまり、興味があり、知識を深めたいから学ぶのではなく、目的が「就職に役立つ資格」 という観点から選んだ場合です。

私は30代後半で離婚し、再就職のための仕事探しをしました。お恥ずかしい話ですが、履歴書に書けるような資格は、何も持っていませんでした。

しかし、パソコン・ITの資格や、簿記にFPといった金融系の資格、医療事務や介護といった資格を何も持たない私ですが、ブランクがあっても正社員の仕事に就くことができました。

そこで、 私自身の経験を基に、以下の内容で、当記事を進めていきたいと思います。

  • なぜ資格がいらないと思うのか
  • 資格取得よりも内定を取るために時間を割くべきこと
  • 就職転職のためではなくあなたの人生を豊かにするための 資格であれば勉強しよう。

誰でも簡単に短期間で取得ができる資格であれば、就職活動で役に立たない

なぜ資格が必要だと思うのか?転職・再就職を有利に進めるため?

なぜ資格が必要だと思ったのか。

私の場合は、自分に自信がなかったので、 少しでも就職活動で不利にならないようにしたい。 書類選考で落とされないようにしたいという思いが強かったように思います。

例えば、パソコンはある程度使うことができますが、MOSのエクセルやパワーポイントの資格を持っているわけではございません。

今更ですが、PC関連の資格を持っていないのはマズイのではないだろうか。そんな不安から、焦って書籍を購入しました。

30代後半の中途採用では、実務経験が重視される

しかし、自分に自信がないから、履歴書に書く資格がないからという理由で、数ヶ月でとった資格に果たして自身が持てるでしょうか。

少し勉強すれば誰でも取れるような資格あれば、選考でメリットになることはありませんし、どうしても業務上必要なのであれば、就職後に勉強することができます。

私の友人の場合、 簿記の資格を取ったのですが、 残念ながら資格を活かせる仕事に就くことはできませんでした。

30代後半の中途採用では、実務経験が重視されます。

就職のために数ヶ月で身に着けた知識では、必ずしもそのスキルを活かす仕事に就くことができるとは限りません。

もしもあなたが、取得した資格と関連のない求人に応募するのであれば、履歴書に書かない方が良いこともあるのです。

なぜなら、必要とされていないようなものを書いてしまった場合、この応募者はこの資格を活かせる求人が第一志望なのではないか。うちの志望度は低いのではないかと思われる可能性があります。

また、求人と関連の無い資格を履歴書にたくさん書いてしまうと、資格コレクターのように捉えられてしまう可能性もございます。

企業が欲しいのは、応募しているポジションにぴったりとマッチする求職者です。

転職・再就職することが ゴールであった資格取得の場合、その資格を活かせる仕事がなかった場合には、何のために時間を費やしたのか分からなくなるということもあると思います。

資格取得よりも、 自己分析を行い、今のあなたの武器を最大限に活かす方が就職の近道

何のスキルも経験もないのではなく、自己分析ができていない、探せていないだけ

とはいえ、「私には何のスキルもない。経験もない。不安だからこそ、何か資格を取りたい」と考えてしまうのは当然ですよね。

しかし、30代後半の女性であれば、十分な人生経験がございます。

スキルや経験がないのではなく、人生の振り返り、あなた自身の自己分析が十分にできていない、あなた自身がその価値に気づいていないだけなのです。

あなたの強みを発見!

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今までの人生を振り返り、その時々であなたが出した結論や、行動パターン、思考をもう一度洗いざらい挙げてみてください。

困難な状況を前にしたとき、どのように解決していったのか、どのように考え行動したのか、あなた自身のオリジナルエピソードを一つひとつまとめていくのです。

そうすることで、あなた自身が、どのようなことが得意で何が不得意で、 どのような思考を持ち、どのように行動するタイプなのかということが、可視化できるようになります。

すると、面接時に返答する際、その根拠となるエピソードを伝えることができるので、より具体的かつ説得力を持って主張することができるようになります。

あなたの就職活動の軸が定まれば、あとはマッチする会社を探すのみ!

自己分析をしっかりと行い、人生の棚卸を行うことはすごく時間がかかる作業です。

しかし、 疎かにしてしまうと、誤った方向で就職活動をしてしまい、 結果的になかなか内定がもらえなかったり、就職活動が長引く原因になってくるかと思います。

大変な作業ではありますが、しっかりと自分の就職活動の軸を決めること。

そうすれば、仕事探しの方向性が定まり、 優先順位が決まってくるかと思います。

あとは、マッチングする企業を探すのみ。

就職は運やタイミングもあると思いますので、自分の軸さえ決まっていれば、たとえ第一希望の企業に最終面接で落ちたとしても、また次に良い求人が現れるかも知れないのです。

常に前進、行動していれば、道は開けますので大丈夫です。

就職転職が目的ではなく、あなたの人生を豊かにするため、将来に役立つスキルや資格であれば勉強すべき

転職のためにTOEIC900点を取得したのではない

冒頭でも述べたように、ゴールが「転職や再就職を有利にするため」であれば、資格は必要ないと思います。

しかし、興味関心がある分野で、あなたの人生を豊かにし、 学ぶことが苦にならないようなことであれば、 転職・再就職に有利不利なんてことを考えずに学ぶべきだと思います。

具体的には英語やお金の知識、稼ぐスキルとなるようなこと。

私は再就職の際に、履歴書に書けるような資格が何もなかったと言いましたが、唯一記載したのは「TOEIC900点」というスコアです。

しかし、このスコアは直近のものではなく、数年前のスコアですので、厳密にいうと履歴書に書いたところで、有利となるようなものではございません。

また、 私の場合は、「英語を活かせる仕事」に限定して就職活動しましたので、 TOEIC 900点というのは、足切りされないレベルかもしれませんが、選考通過の決め手であるなんてことはまずあり得なかったと思います。

なぜなら、TOEICの点数はあくまでも判断の目安であり、企業が知りたいのは実務での英語力。

そのために、選考では実務に沿ったスキルをチェックされるのだと思います。

私の場合、今まで英語を学んできた理由は、就職や転職に活かすためではなく、自分自身のためであり、人生を豊かにするため、人生の選択肢を増やすためです。

英語ができれば、趣味や興味に関連する情報を海外からも幅広くリサーチすることができますし、海外就職や海外移住という選択肢も可能になります。

時間を投資して何かを学ぶのであれば、自分の将来に役立つことのために使いたい。私はそう考えています。

あなたの人生を豊かにするための資格取得

英語の場合は人によって、そこまで重視するものではない場合もあります。

しかし、例えばお金の知識は ほとんどの人にとって学んで損はないことですよね。

FP の資格は、この資格を活かして就職ということを考えない場合でも、自分の将来のために身に着けておくのは重要なのかなと思います。


みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2019-2020年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

また、人生を豊かにするという観点からは趣味を充実させるということも重要ですよね。

自分の得意なこと、興味があることをとことん学びたい!

今の時代は、好きなことから収入が得られる可能性が十分にあります。

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資格を取得することであなたの趣味がスキルアップし、副業として収入を得られるチャンスになるかもしれません。

転職・再就職に役に立たない資格はいらない!学ぶのであればあなたの人生に有利になる資格を!

私は30代後半で、履歴書に記載できるような特別な資格は何もないまま再就職活動をしました。

決して平坦な就職活動ではございませんでしたが、 ブランクがあっても、正社員として英語を活かせる仕事に就くことができました。

なぜ、不利な状況にある私が再就職できたのか?

時間をかけたのは、資格取得の勉強ではなく、自己分析です。

人生の棚卸をしっかり行い、 面接で発言する内容の根拠となるエピソードを用意しておくことで、いかにあなたが求人とマッチングしているかをアピールすることができます。

転職や再就職を有利にするためだけに資格をとったとしても、その資格が役に立たなければかけた時間がもったいないです。

学ぶのであれば、興味や関心があり、かつあなたの人生を豊かにする分野の勉強に時間を費やしていきたいですね。