離婚を決意したけれど、お金のことを考えると将来が不安。
パートや派遣の非正規雇用では今後の生活が心配だ。
今まで専業主婦だったので、就職をして生活費を稼がないといけないけれど、仕事を見つけられる自信がない。
あなたが今現在、食べていけるだけの収入がない場合には、離婚後の経済面が不安で仕方ないと思います。
では、どうすればよいのでしょうか。
結論は、「不安定な非正規雇用ではなく正社員を目指す」です。
あなたが今30代後半で、専業主婦やパート・派遣などの非正規雇用という立場であれば、今更そんなこと無理!だと思うかもしれません。
しかし、私は30代後半でブランク期間が10年もございましたが、どうにか正社員になることができました。
就職活動に要した期間は約4か月。一体何十社の不採用通知、お祈りメールを受け取ったことでしょう。
厳しい就職活動を経験し、現在正社員として働いているからこそ、諦めずに良かったと思っています。
そこで、あなたがなぜ正社員を目指すべきかについてまとめていきますね。
Contents
正社員としての安定した給与・ボーナスと休暇がある
正社員といっても安定しているとは限らないし、ブラック企業だってあるではないかというご意見はあるかと思います。
不採用続きだと、内定をもらえればどこでも良いと考えてしまうかもしれませんが、ここまでが限界だと思う給与・年収水準と残業時間についてはぶれずに自分の希望を持つべきです。
離婚後の辛い時期に、仕事やお金のことで追い詰められたくない
大型連休前になりますと、非正規雇用者にとっては稼働日が少なくなり死活問題であるといったニュースを目にします。
様々な事情があり、非正規という道を選ぶしか選択肢がなかった方も少なからずいらっしゃるかと思います。
しかし、私の場合はフルタイムで働くことができる環境にありました。
正社員という道を選ぶのか、パートや派遣として働くのか、どちらを選ぶのかは私の気持ち次第だったのです。
離婚直後は気持ちの整理がつくまで、落ち着くまで親元に帰るという選択肢もあったかもしれません。
また、ブランクが長いのでまずは派遣からスタートしたほうが、就職先もすぐに決まっていたでしょう。
しかし、楽な道を選んでしまうことで、ただでさえ辛い時期に、金銭面や仕事の不安で精神的に追い詰められるようなことは避けたかったのです。
人生を楽しむためには時間とお金が必要
頑張って働いて、休日は思いっきり遊び、趣味を満喫する。
フルタイムで働くようになってから、働くこととリラックスすること、生活のメリハリをつけることの重要さを実感しています。
正社員として働くことは、お金を稼ぐための手段であって目的ではございません。
なぜお金を稼ぐのか?好きなことをするため、人生を豊かにするためです。
だからこそ、食べていけるだけの給与、ボーナスがあり、大型連休や有給休暇を取ることができる会社で働く必要があるのです。
休みがあっても、お金がなくては好きなことをしたり、外出をしたり、美味しい物を食べたり等、仕事以外のことを楽しむゆとりがございません。
何か勉強したい、習い事をしたいと思っても、時間と金銭的な余裕がなければ難しいです。
東京にはお金をかけなくても楽しめる場所やイベントがたくさんあります。
しかし、生活に余裕がなければ外出するための交通費でさえ負担となり、行きたいけれど行くことができないと我慢しなくてはならないのです。
きちんとした企業であれば、新幹線通勤というようなイレギュラーなケースを除き、通勤代は全額支給ですよね。
休日に都心へアクセスできる定期があることで、ちょっと出かけたいと思えばすぐに外出ができるゆとりができます。
結婚していた時には元主人のことを優先した生活をしていましたが、独りになった今は自分の好きなことに何でもチャレンジできるのです。
では、自分の好きなことをするためにはどうしたらよいのか。
非正規雇用ではなく、正社員として働くしかないと考えました。
就職活動は辛いかもしれません。
しかし今の辛さよりも、不安定な非正規雇用でお金の心配をし続けないといけないこと、趣味や勉強に費やす時間も金銭的なゆとりもないことの方がもっと辛い。
少なくても当時の私はそう感じたからこそ、正社員になることにこだわったのです。
贅沢はしないけれど、食べたいものを買うことができるゆとりは欲しい
お金がないと光熱費、食費、化粧品代、交際費等、あらゆる出費を節約しなくてはなりません。
節約そのものを楽しんでいらっしゃる方や、目的のために節約して貯蓄に励んでいるという場合はよいのですが、生活が苦しくて出費を削るというのは辛いです。
特別な贅沢はできなくても、スーパーに並ぶ食材を見て、食べたいものを買うことができる。
そんなささやかなゆとりは持っていたいと思いませんか?
将来年金は期待できない
少子化対策に貢献することができなかった私が言えることではございませんが、高齢化が進む現在の日本では将来の公的年金は期待できません。
自分の力で稼いでしっかりと貯蓄をし、老後の生活に備えなくてはなりません。
そのためにも、非正規雇用ではなく、正社員として貯蓄ができる年収を得られる会社で働く必要があるのです。
最後に
離婚後は少しでも早くショックから立ち直って、新しい人生をスタートさせたいと願う方も多いはずです。
前向きに生きていくためには、生活を安定させ、金銭的な心配を減らさなくてはなりません。
世の中お金がすべてではございませんが、経済的にゆとりがないと解決ができないことがたくさんございます。
辛い時期に支えてくれた友人や家族に会いに行くにも時間とお金が必要ですよね。
生活が苦しいからできないと諦めるのではなく、どうすればできるようになるのかを考える。
働く理由はお金を稼ぐためではなくて、お金を稼いで好きなことをする時間と収入を確保するためです。
正社員としてきちんとした企業に就職することは、目的を達成するための手段なのです。
離婚後は少しでも早く立ち直ってこれからの人生を楽しみたい。あなたがそう思うのであれば、正社員を目指して就職活動を頑張ってみませんか?
ブランクが長くても正社員になることは不可能ではございません。
もしもあなたが何から始めたらよいかわからないという場合であれば、東京都が業務委託をしている東京しごとセンターで無料のセミナーを利用したり相談にのっていただくのも良いかと思います。

離婚のことでどれほど辛くても行動しなくては道は開けません。
ブランクが10年もあった私でも再就職できたのです。あなたも一歩ずつ前に進んでみませんか?