30代後半での転職・再就職活動。履歴書や面接で自己PRできることが何もない、アピールポイントがないと悩んでいませんか。
誰にでもできるような仕事の経験しかない、ブランクと年齢のために自信が持てないと、あなた自身が自己評価を下げているかもしれません。
しかし、 本当にアピールポイントがないのでしょうか?
あなた自身が、あなたの強み、自己PRできることに気づいてないだけではありませんか?
アピールするものが何もないなんてそんなことはありません!
そこで、当記事では次の内容に沿って話を進めていきたいと思います。
- アピールポイントがないのではなく、自己分析ができていない
- あなたと求人がマッチングしていない
- 新しいことにチャレンジしている。それこそがあなたのアピールポイント
Contents
アピールポイントがないのではなく、自己分析ができていないのでは?
特別な経験やスキルが必要なわけではない
・5年連続営業成績全国1位!
・米国〇〇大学を卒業後、大手○○メーカーに勤務、その後・・・・
・TOEICスコア950点
転職・再就職でアピールするためには、誰が見聞きしてもすごいと思われるような特別ハイレベルな経験やスキルが必要だと思っていませんか?
もちろん、高い専門性や国際経験が求められるハイレベル求人はございます。
しかし、批判を恐れずに言いますが、あなたが今応募しようとしている求人は年収1,000万円〜といったハイクラスのものではないですよね。
なぜなら、自分の経験やスキルに自信があれば、「アピールポイントがない」と悩むことはないからです。
「特別な仕事をしていたわけではない。」
「誰でもできるような仕事しか経験がない。」
「ブランクが長くて自信がない。」
このように、あなた自身が今までのあなたの人生に自信を持つことができていない、価値を見いだせていない状態ではないでしょうか。
自己分析、人生の棚卸しで見えてくるもの
アピールポイントが何もないと落ち込む前に、まずは今までの人生の振り返り、自己分析をすることが大切です。
・なぜその仕事を選んだのか?
・その仕事に慣れるためにどのようなことに取り組んだのか?
・タイムマネジメントはどのように行っていたのか?
・トラブルが起きたときにどのように解決したか?
・人とコミュニケーションをとるのは得意?苦手?
・仕事で辛かったことは?
・仕事で一番うれしかったことは?
あなたの行動や思考を振り返ってみましょう。
すると、なぜその行動を選んだのか、そのときどのように思ったのかなど当時の記憶が蘇ってくるかと思います。
積み重ねた経験の一つ一つがあなたという人間を形成しています。
あなたにとっては平凡な経験、あたりまえのスキルでも、企業が求めている人材は、あなたのような行動をとれる人、思考の人かもしれないのです。
面接官にもっと詳しく聞いてみたいと興味をもってもらえるか否かは、あなたがどれだけ深く自己分析を行っているか、自分のことを話せるか次第です。
自己分析をしっかりと行い、面接に挑み、アピールすることができた。
それでも不採用になったのであれば、それは企業が求める人材とあなたがマッチングしなかったというだけのこと。
合わない企業に入っても後々困るわけですから、落としてもらってよかったと気持ちを切り替えればよいのです。


あなたと求人がマッチングしていないのでは?
自己分析をしっかり行い、職務経歴書も完璧!
だけど、面接でアピールできることがない・・・・。
そんなときは、そもそもその求人でよいのかどうかを考えるべきだと思います。
求人に応募する際は、記載事項や企業のホームページを確認しますよね?
公開されている情報から、企業がどのような人材を求めているのか、ホームページからはどのような企業なのかというのが想像できると思います。
また、詳しい情報は、転職口コミサイトで収集することもできます。
私の経験上、自己分析をしっかりと行っておけば、求人情報から自分のこういうエピソードは企業が言及しているこの部分で使えそうだな。というアイデアが生まれてきます。
記載事項を読み込み企業研究も行ったけれどアピールできるようなエピソードが思いつかないというのであれば、そもそもそれはあなたが応募すべき求人ではないのではないでしょうか。
仕事選びの軸は定まっているかどうか、立ち止まって考える必要があるかもしれません。


転職・再就職にチャレンジしている そのこと自体がアピールですよ
30代後半での転職、再就職って大きな決断ですよね。
20代とは異なり、30代後半となると新しいことにチャレンジする勇気がなかったりします。
多くの人は現状に不満があったとしても、転職という決断ができない、ブランクがあるからと最初から諦めて再就職への一歩を踏み出すことができません。
しかし、あなたは違います。
新しい人生をあなた自身の力で切り開こうと思うからこそ、転職・再就職に挑もうとしているのです。
30代後半の転職・再就職は難しいというのが一般的な解釈です。
それでもチャレンジする、挑戦することができる。
あなたのその強い気持ちは、アピールポイントになると思います。
私の場合、30代後半で離婚を期に再就職をしました。
10年のブランクがありましたが、希望通りの仕事を見つけ、社会復帰することができました。


年齢やブランクを言い訳にせず、正社員にチャレンジした。
離婚で精神的にボロボロな状況の中でも頑張ることができたという経験が、私の自信につながりました。
最後に
30代後半で、転職や再就職にチャレンジするのは相当な覚悟が必要です。
不安になるのも当然で、自己 PR できること、アピールするものが何もないと悩むこともあるでしょう。
しかし、アピールすることが何もない人なんていません。
なぜならあなたは、30年以上の人生経験があるのです。
アピールするものが何もないのではなく、自己分析ができていないだけです。
あなた自身が自己分析を行って、どんな人間なのかを知る必要があります。
自己分析をしっかりと行えば、何が得意なのか、何を重視しているのかという仕事選びの軸が見えてきますので大丈夫。
アピールとして使えそうなエピソードをたくさん準備して面接に挑みましょう!