バツイチ女性の就職は独身の人と比べて不利なのではないだろうか。
面接で離婚の理由を聞かれたらどう答えればよいのだろう。
離婚後は経済的に自立しないといけないので正社員として働きたいけれど、仕事が見つかるか不安。
結婚生活にピリオドを打ち、新しい人生を歩むと決めたものの、仕事探しは不安ですよね。
離婚のショックで辛い時期に、就職活動をしなくてはいけない。
私の場合は、ブランクがあったということもあり、本当に大変でした。
しかし、どんなに辛くても、やってみたいこと、興味があることに軸をおき、就職活動を進めた結果、正社員として採用していただくことができました。
そこで、自らの体験を踏まえ、同じような悩みを抱えているあなたのために下記の内容を綴っていきたいと思います。
- バツイチ女性でも就職に不利にならないように面接対策をしよう
- 面接で離婚の理由を聞かれることなんてない
- バツイチ女性だからこそ、正社員の仕事を見つけ自立しよう
Contents
バツイチ女性でも就職に不利にならないように対策をしよう
求人内容やホームページから企業が求める人材を想像
30代後半でブランクありだった私の場合、書類選考に突破するということが大きな壁でした。
転職は初めての経験ですから、職務経歴書を書いた経験もございません。
最初は何から初めてよいか全くわからず、手探り状態でしたが、複数の転職サイトに登録し、情報収集をするなど少しずつノウハウを積み重ねていきました。


どんなことに興味があり、得意であるか。
どのような仕事をしてみたいのか。
それは何故なのか。
何を経験してきたのか。それをどう活かせるのか。
等々。
今までの行動や経験全てにおいて何故、どうしてとその理由を考えて整理していきました。
気になる求人を見つけたら、その内容や会社のホームページを読んで企業が求める人材をイメージします。
自分の棚卸をしっかりしておくことで、やりたいことが明確になるため、志望動機を書くのもスムーズになりました。
とはいえ、最初から完璧に準備できるわけではございません。
経験を積むことで、より具体的な職務経歴書を書くことができるようになったと思います。
面接の内容は会社によって全く違う
書類選考、面接を通過するためにしっかりと準備をすることは大切です。
しかし、面接の場合はどれだけ準備をしていても100%万全なんてことはないんですよね。
最初の頃は、勝手がわからず「まだ準備ができていないのに面接に行くのは嫌だな」「どうせ落ちるのに・・・」と思っていました。
しかし、「まだ早い」「もう少し練習してから・・・」なんて考えていると、いつまでたっても次のステップに進みません。
面接をたくさん経験し、たくさん落ち(?)、失敗から学ぶことで次につなげていかないといけないんですよね。
「今はまだ面接ができる段階ではない」という考えの裏には「落とされたらショック、恥ずかしい」という気持ちがあったのだと思います。
求人広告からどれほどよいイメージを抱いていても、面接では違和感を感じることや、逆もしかりですので、積極的に募集し、たくさんの経験を積むことにしました。

面接時には離婚で暗い印象を与えない
最初の頃は、「就職活動の面接時に離婚が原因で落とされるのではないだろうか、採用に不利になるのでは」と不安でした。
しかし、落ちる原因は別にあるんですよね。
前日に泣いて、ボロボロの顔の状態で面接に行かないといけないとか、気持ちが沈んでいて暗い印象を与えてしまう・・・等々。
どれほど辛くても、面接中の1時間、2時間は「明るくハキハキと。前向きな姿」と見せなくてはなりません。
そう思い、女優になった気持ち(?)で面接の間だけは離婚のことは忘れ、楽しいことだけを考えるようにしました。
面接で離婚の理由を聞かれることなんてない
子なしの場合は、離婚後はバツイチかどうかわからない
私は離婚を決意してからすぐに就職活動を開始しました。
すぐに気持ちを切り替えれたわけではありませんが、実家に戻らず東京で働くことを決めた以上、自分の力で生活費を稼ぐ必要があったからです。
ブランクがあったということもあり、仕事を決めるまでに時間がかかり、離婚前から離婚後にかけての就職活動となりました。
離婚後は、履歴書を見れば独身であることがわかりますが、子供がいない場合は、離婚歴があるのかないのかなんて企業にはわかりませんよね。
様々な会社の面接を受けてきましたが、プライベートなことを突っ込まれることはほとんどなく、話の中心は仕事の内容ということがほとんどでした。
話したくないようなプライベートなことを敢えて自分から伝える必要はないと思います。
離婚理由などプライベートなことを聞いてくる会社はこちらから辞退して良いと思う
幸い私の場合は、セクハラ質問をされるような面接は経験しませんでした。
しかし、中小企業の場合は圧迫面接やセクハラ質問をされるということがないとは限りません。
仕事とは関係のないようなプライベートなことを聞いてくる会社であれば、途中退出で辞退しても良いと思います。
自分の身は自分で守る。
求人を募集しているのはその会社だけではありませんからね。
気持ちを切り替えて次の会社です!
バツイチ女性だからこそ、正社員の仕事を見つけ自立しよう
正社員だから安定とは限らないけれど、お金の心配を少しでも減らせるようにしたい
共働きでバリバリと働いていた方であれば、離婚後も経済面での不安はないでしょう。
しかし、自立できるだけの収入を得られていなかった場合、新しい仕事を探す必要がありますよね。
お子様がいらっしゃる方であれば、働き方に制約があり、残業があったりシフト制の正社員のお仕事は難しいかもしれません。
しかし、私の場合は子どもがいません。
世の中のシングルマザーは、お子様の生活のためがむしゃらに強く働いています。
それなのに、子どもがいない私が、不安だ、無理かもしれないなんて弱音を吐いている場合じゃないと思いました。
これからは一人で強く生きていく!
そう決めた以上、経済面での不安を少しでも和らげるために、ブランクがあっても派遣ではなく正社員の仕事を探しました。

ブランクがあるから正社員になることは無理だなんて、最初からあきらめないでください。
あなたを必要としている企業はきっとあります!
最後に
結婚生活に失敗した私。両親を悲しませてしまった親不孝な娘。
自分に負い目があり、自信をなくしている状態の中で仕事を探さなくてはならないため、就職できるのかどうか不安でいっぱいですよね。
しかし、就職活動がうまくいかないのは、バツイチが理由ではありません。
面接で、自信のなさや暗い印象を与えていないだろうか。
棚卸をしっかりして、自分ができることやりたいことと企業の仕事内容をマッチングさせているかどうか。
私の就職活動は、決してスムーズなものではなく、不採用通知を何度もいただきましたが、経験を積むことで、面接も書類選考も慣れてきました。
バツイチであることと働くことは関係ありません。
何から始めたらよいかわからない。就職活動に迷走中。
もしもあなたが東京で仕事を探しているのであれば、都が業務委託をしている東京しごとセンターの無料サポートを受けてみるのもよいかと思います。
あなたは今、離婚のショックで辛い中でも、前を向いて生きていこうと頑張っているはずです。
当ブログでは、私自身の再就職活動の体験を赤裸々に綴っていますので、ほんの少しでもあなたのお役に立つことができればうれしいです。