転職・再就職

中途採用でも筆記試験・適性検査はある?重要度や内容は?【体験談】

中途採用 筆記試験 適性検査 重要度
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中途採用、転職時の選考で筆記試験がある場合、どのような問題が出題されるのだろうか。

選考のどの段階で実施されるのか、重要度はどの程度?

筆記試験ができなかったら落ちるのだろうか・・・。

普段から資格取得などで試験勉強に慣れていらっしゃる方を除き、中途採用の場合は久しぶりの筆記試験という方も少なくないのではないでしょうか。

一体どのような問題が出るのか、事前に勉強すべきだろうかと不安になりますよね。

そこで、10年ぶりに仕事復帰をした私自身の再就職活動の体験を基に、適性検査・筆記試験について振り返ってみたいと思います。

中途採用でも筆記試験・適性検査はある!どれくらいの企業が実施しているか?

dodaによりますと、中途採用における筆記試験の実施率は約51%。

求人の約半数が選考内容に筆記試験を取り入れています。

職種別にすると、技術系や事務・アシスタント、企画・管理系が多いようですね。

実際に再就職活動をした私自身の経験を振り返ってみましても、8割程度の企業が筆記試験を採用していました。

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私の場合は、転職サイトを利用して就活を行っています。

ハローワークではなく、時間とコストを割いて求人募集をしている企業であれば、企業側も多くの応募者の中から会社にマッチする最適な人材が欲しいと考えています。

履歴書・職務経歴書や面接に加え、求職者を判断する材料として適性検査・筆記試験を実施する可能性が高いということは、予め覚悟しておく必要がありそうです。

筆記試験や適性検査はいつ実施されるのか

では、適性検査や筆記試験はいつどの段階で実施されるのでしょうか。

これは企業によって試験の目的や重要性は様々ですので一概には言えません。

しかし、私の就職活動を振り返ってみますと、1次面接と同日あるいは、1次面接後に自宅でWEBテストを受けて、その結果次第で2次面接に進むというパターンでした。

最終面接の前ではなく、どちらかといえば選考の早い段階で実施され、応募者をふるいにかける材料として適性・筆記試験を実施するといった印象ですね。

また、求人には1次面接時に筆記試験を実施と記載されていたにもかかわらず、実際には行われなかったケースもございました。

この企業の1次面接には通過していますので、2次面接で実施されたのかもしれませんが、選考を辞退しましたので、詳細は不明です。

求人に記載されている選考内容、スケジュール通りに進まない場合もあるということですね。

中途採用の筆記試験はどのような問題が出題されるのか

適性試験

dodaの調査によりますと、試験の9割は適性試験だそうです。

適性検査は協調性や問題解決力や対人能力などの性格適性や能力適性を確認する目的で実施されます。

同じような質問を少し言い回しを変えて聞かれるので、戸惑いますよね。

適性検査に正解はありませんから、私の場合は自分の直感に従い、正直に回答することにしました。

試験結果と面接で話す内容があまりにもかけ離れていると採用側もどちらが本当なのか判断に迷うでしょうし、性格検査で職場に合わないと判断されて不採用になるのであればあなたにとっても決して落ち込むことではないと思います。

就職はマッチング

能力や性格が合わないところで働くと、あなたにとっても辛いですよね。

一般常識・SPI

筆記試験の対策本として、私自身もSPI一般常識の書籍を1冊購入いたしました。

しかし、私の場合は一般常識やSPI問題を出されるケースはほとんどなかったですね。

試験の中に数学問題が数問ある企業もございましたが、その企業の場合はその他に英作文も実施され、そちらの方が重要度が高かったと思いますので。

論文・作文

論文・作文が出題されるケースもございました。

お題は応募した業界に関するものでしたので、企業・業界研究は事前に行っておくべきだということですね。

英語メール

あなたが英語を活かす仕事を探しているのであれば、筆記試験の中に英語メールの作成が含まれる可能性がございます。

英語面接よりはハードルが低いかなとも思いますが、意外と侮れない英文メール。

なぜ企業が試験内容に含めるのかというと、実際の業務で必要だからですよね。

私の場合は2社で英文メールの作成がございましたが、どちらもお客様から届いたメールに対する返信やご案内といった内容でした。

普段から英文ビジネスメールに慣れている方であれば、難しくないかと思います。

しかし、初めて英語を活かす仕事に挑戦するという場合には、事前に対策しておくことは重要ですね。

私の場合は、オンライン英会話のビズメイツで英語面接対策や英文メール対策をいたしました。

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ブランクがある30代後半の私でも英語を活かせる仕事に就くことができたのは、毎日25分、ビズメイツでレッスンを受け、自信をつけたからです

安く学べるオンライン英語はたくさんございます。

しかし、「無料体験レッスン受講者の「60%以上」が有料会員に登録する」というのは、安さよりも質を重視したい!と思う人たちに支持されているからだと思います。

CAB適性検査

筆記試験が、図形や数字の法則性、規則性を問われる問題や暗算問題ではございませんでしたか?

ボックスの中に図形が描かれており、次々に移動や形を変化させていく。

4つ目のボックスではどのような形になっているのか、次の4択の中から選びましょうといった問題です。

これはCAB試験と呼ばれるもので、IT系やシステム関連の会社で採用されているようですね。

物事を迅速かつ正確に処理する能力を測るテストですので、SEやプログラマ職の採用試験に用いられることが多いようです。

しかし、私の場合は上記職種以外の応募でしたが、CAB試験が出ましたのでIT系や外資系に応募するのであれば、どのような問題なのか本屋さんで目を通しておくとよいかと思います。

中途採用での筆記試験・適性検査はどの程度重要なのか

新卒とは異なり、中途採用の場合は職歴を重視されるため、筆記試験や適性検査はそれほど重要ではないだろう。

試験ができなかったからといって落ちることはないですよね?
確かに中途採用では今までのキャリアやスキルが応募企業の仕事内容とどれほどマッチングしているかが重要です。

筆記試験が出来なくても大丈夫だろうと信じたいところではございますが、私が応募した企業の場合は、試験に合格しないと次の選考に進めないとのことでした。

企業が敢えて筆記試験を導入しているのには理由があります。

性格適性を見られているのであれば、職種や仕事環境とマッチングする人材なのかどうか、面接での印象と一致する結果なのかどうかが判断されているでしょう。

論文であれば、企業研究をどれほど行っているか、文章能力はどの程度なのかがチェックされています。

英文メールの場合は、仕事で必要不可欠なスキルだからこそ確認しているのです。

なぜ、時間とコストをかけてまで筆記試験を行うのか、どのような問題が出されるかによって企業の意図もある程度推測することができますね。

ということで、たかが筆記試験だと、甘くみてはいけないというのが私の結論です。

最後に

面接は得意だけれど、筆記試験は苦手だなと思うかもしれません。

どのタイプの試験が出題されるのか、結果をどの程度重要とするのかは、企業によって異なりますが、dodaの調査でもわかるように中途採用であっても約半数の求人が筆記試験を実施しています。

ということで、あることを前提にしておく方が良いですね。

就活中の今の段階で、一般常識やSPI対策に時間を費やす必要はなく、今現在の能力で勝負するしかありません。

私は、筆記試験が嫌だと思うよりも、良かったと考えるべきだと思います。

なぜなら、今現在の能力やあなたの性格適性が応募企業や職種にマッチングしているかどうかを判断してくれているのです。

たとえ落とされたとしても、マッチングしなかったのだと考えれば、次の会社へと気持ちを切り替えることができますよね。

面接だけでなく、様々な角度から判断していただいて良かった!そうポジティブに考えましょう。