離婚と再就職

離婚決意後の仕事探し 辛くて不安でも頑張れた理由

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女性の場合、離婚を決意後に経済的に自立するために新しい仕事を探さないといけない方も多いですよね。

手に職や資格がない場合には、仕事が見つかるのかどうか、今後の生活、将来のことで不安が募ります。

離婚という精神的なショックが大きい中で、新しい環境に飛び込み働かないといけないのですから相当な覚悟も必要です。

私はブランクあり、30代後半でしたので、どんな仕事、職場なら働くことができるのだろうかと、思い悩みながら少しずつ行動していきました。

そこで、自らの体験を基に、辛くても仕事探しを頑張れた理由についてお話していきたいと思います。

  • 仕事探しで何を優先するかを明確にしておく
  • 興味がある企業にはとりあえず応募
  • 働きたいと思える会社で仕事をしよう

仕事探しで何を優先するかを明確にしておく

給与、勤務体系、福利厚生、仕事の内容 あなたにとっての優先順位は何ですか

私は30代後半で離婚をしました。子供はいません。

このため、実家のある地方ではなく東京で一人、頑張って生きていくと決めました。

もう若くはありませんので、どんな仕事でも良いというわけではありません。

自立するための最低限の給与は必要ですし、ブランクがあるため残業が多い仕事や深夜勤務があるような職場は体力的に不安です。

やりたい仕事、やってみたい仕事とできる仕事は違うと考え、条件を絞っていきました。

幸い今は人手不足の売り手市場ということもあり、求人数は豊富です。

しかし、自分のなかの「こだわり」は何かありますよね。

ファッションが好きな方ならアパレル関係の接客業、訪日外国人をターゲットとするような観光業、コツコツ黙々と仕事ができる軽作業のお仕事等々。

離婚直後の精神的に不安定の中で、自分の興味や性格と全く異なるような仕事に就くのは大変です。

私の場合は、「英語を活かせる仕事がしたい」という希望がございました。

もちろん給与も重要ですが、優先順位としては「英語を使う仕事内容である」ということの方がプライオリティーは高かったです。

とはいえ、何度も転職経験がある方であれば仕事探しも慣れていらっしゃるかとは思いますが、私のように初めてかつブランクがある方の場合は、最初は手探りでも大丈夫です。

私も時間をかけて何十社も面接を受けて行く中で、本当に自分にとって重要なのは何なのかが見えてきました。

最初から思い通り、希望通りの仕事を見つけられる人なんてそうそういません。

皆さん不採用とチャレンジの繰り返しです。

興味がある企業にはとりあえず応募 

あなたが長年主婦やご主人の扶養に入っていた場合、久しぶりの社会復帰になりますよね。

転職活動なんて初めてという方も少なくないかと思います。

私自身、新卒以来2度目の就職活動ということもあり、何から始めて良いか最初は全くわかりませんでした。

とりあえず複数の転職サイトに登録し、気になる企業をお気に入り登録してチェックはしたものの募集ボタンをクリックする勇気がありません。

このときは、書類選考で落ちたらショックだなとか、他にもいい仕事があるかもしれないからまだ募集しなくていいかななんて思っていました。

しかし今、中途採用の市場はスピードが大切!

募集するかしないかで迷っている場合じゃないんです。

気になる企業、仕事を見つけたら迷わず応募!

詳しい条件、志望動機、そんなことは書類選考に通り、一次面接に呼ばれてから考えればよいのです。

インターネットの求人広告を見て良いなと思った企業でも、実際に面接で話を聞いてみて全然違う!なんてこともありますからね。

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また、最初は志望度が低かったけれど、面接を重ねて行く中で魅力が増していくこともあります。

書類選考で落ちるのが恥ずかしいとか考えてはいけません。

30代後半、ブランクありで正社員を目指すのですから落ちて当たり前。

そういう気持ちでどんどん募集していきましょう。

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働きたいと思える会社で仕事をしよう

中途採用の場合、複数の企業の選考を同時進行しているかと思います。

私は離婚前から就職活動を始めましたが、離婚前後はさすがに少し中断。旧姓に戻ってから活動を再開させました。

独身になってからの応募は、職務経歴書や履歴書の書き方にも慣れてきたということもあり、驚くほど選考に通過するようになりました。
30代後半で独身で転職活動をしている女性ですから、企業側も働く意欲があると思い、面接に呼んでくださるのかもしれませんね。

同時進行で複数の面接の予定を組むのは大変ですが、すぐに比較できるという利点もあります。

自分にとって、仕事を探すうえで何を優先するのか、どういう企業でどんな仕事なら前向きに頑張ろうと思えるのか。

面接を進めていく中で、ここだと思う企業がきっと見つかると思います。

条件を全てクリアする仕事を見つけることは難しいですが、この仕事ならやってみたい。

そんな企業が現れるまで、もう少し頑張ってみましょう。

最後に

離婚と転職(就職)

どちらも大きな決断で、どちらか一つだけでも相当なストレスや不安です。

にもかかわらず、同時に2つの壁を乗り越えなければならない私たちはどれだけ辛く大変か。

これは経験者にしかわかりません。(でもできることなら離婚は経験しない方が良いです・・・)

この2つの大きな困難に立ち向かおうとしているあなたは凄いんです。

どんなに辛くても、悲しくても、仕事を探して自立しようとしているんですよ!

もっと自分を褒めてあげてください。

この状況で、面接に挑んでる私ってすごいよね。頑張ってるよね。って・・・。

当記事を読んでくださったあなたは、今まさに仕事探しの真っ只中かもしれません。

しかし、優先順位を決めて、自分のやりたい仕事を探せば道は開けます。

どうしても辛いときは少し休んでもいい。

どんなことに興味があり、チャレンジしてみたいのか。

希望が持てることを探してみませんか。