30代後半で再就職活動を頑張っているけれど、不採用続きで辛い。
やる気が出ず、何をしてよいかわからない。
応募しないと。面接対策をしないとと頭ではわかっているけれど、なかなか行動に移すことができず、自暴自棄になってしまう。
長期化する30代後半の就職活動は、精神的にも本当に辛い日が続きますよね。
自己分析、人生の棚卸、企業研究に志望動機の作成等々、やるべきことはたくさんあるけれど、就職活動がうまくいっていないとモチベーションを維持することができません。
私の場合は10年もブランクがあり、離婚予定という立場で再就職活動を開始しましたので、精神的にも追い詰められることが多々ございました。
しかし、覚悟を決めて仕事に復帰するという大きな一歩を踏み出した以上、前へ進むしかありません。
そこで、どうしても辛くてやる気がでない日は、小さな小さな目標を決めて、一つだけでも行動をするようにしました。
再就職活動のためのやることリストを細分化する
再就職/転職のためには、自己分析から始まり自分自身の棚卸、企業研究に情報収集、履歴書・職務経歴書の作成、面接準備等々多大な時間と労力が必要です。

長いブランクがある方の場合には、就職活動のためにスーツやバッグ、靴を揃えるといった準備も必要になってきます。
あれもしないといけない。これもしないといけない。
やるべきことはたくさんあるのに、なかなか行動に移すことができない。
面接に落ち続けているショックから、気持ちが沈んで前向きになれないということもあるかと思います。
あれもこれもと気持ちが焦ると、プレッシャーになってしまいますよね。
そこで、私がとった方法は、順番なんて気にせずに、思いついた順にやることリストを書き出していきました。
・新しい転職サイトに履歴書・職務経歴書を登録する
・昨日チェックしておいた気になる企業のホームページを確認してみる
・不採用となった面接で、返答に困った質問を書き出してみる
・Aという業界・職種以外でも、自分のスキルや経験を活かせるような仕事がないか考えてみる
等々。
書き出したリストを眺めながら、「今日はこの中の1つだけでも行動してみよう。」と思うようにしたのです。
毎日何時間も就職活動のために費やすのは大変です。
やる気が出ない、モチベーションが下がっているようなときは、今日はこれだけやろうと決めて、1つだけでもよいので何か目標を達成するようにしました。
この「やることリストを作る」という作業も1つの立派なタスクですよね。
どんな小さなことでも継続することが重要
あなたは、長いブランクを経てもう一度仕事に復帰したいと一大決心をしましたよね。
今まで思うだけで行動に移せなかった状態から、たとえまだ情報収集、自己分析といった段階であったとしても、仕事復帰に向け、既に数歩踏み出しているはずです。

一度動き出した歯車を止めるとまた次に向け再開するには大きなエネルギーが必要になります。
だからこそ、たとえどんな小さなことでも構わないので、再就職活動のための行動をするようにしました。
私は英語を使う仕事がしたいと考えていましたので、パソコンの前に座ってキーボードを打つのも嫌だというような日は、Huluやアマゾンプライムで海外ドラマを見ていましたね。
▶Hulu
現実逃避に近いとはいえ、リスニングの練習、英語面接対策だと都合の良いように解釈することにしました。

最後に
30代後半の再就職活動は、思うようにいかず落ち込むことも多いかと思います。
しかし、スムーズに希望通りの就職先が決まる方なんてほんの一握りです。
仕事が決まるまでは、ある程度の時間がかかるということは覚悟して、しっかりと自分自身と向き合い、小さなことでも行動を継続していく。
行動しながら考えて、また行動する。
軌道修正しながらも立ち止まらず、行動を継続していけば、解決策はきっと見つかるはずです。