仕事の評価なんてどうでもいい!
あなたは社内評価、人事評価を気にしますか?
私は、会社からの評価や出世は気にないです。
なぜなら、社内評価よりも自分の市場価値を高めることを重視しているからです。
仕事の評価を気にしなくなってからは、サラリーマン生活も気持ちが楽になりました。
とはいえ、最初から周りの評価に興味がない人間だったわけではありません。
そこで、今回の記事では、なぜ仕事の評価なんてどうでもいいと考えているのかについて掘り下げていきます。
- 社内評価や出世はどうでもいい、気にしない理由
- 「社内評価や出世はどうでもいい」状態になるまでの道のり
- 社内評価よりいかに市場価値を高めるか
Contents
社内評価や出世はどうでもいい、気にしない理由
上司ガチャ!?社内評価はどの上司の下で働くのかに左右される
「上司ガチャ」なんていう言葉があるそうです。
どのような人が上司になるのかは自分では決められず、ガチャのように運次第という意味だそうですが、これは確かにその通りだと思います。
会社という組織で働く以上、業務命令で配属が変更になり上司が変わるということはよくあることです。
また、上司の退職で、新しい人が上司になることもあるでしょう。
私の勤務先は中小企業のため、上層部の人と関わることも多いのですが、人によって仕事や人材育成に対する考え方はこうも異なるのかと思うことが度々あります。
新しいことに挑戦することを歓迎し、積極的にサポートする上司。
変化は好まず、決められたことやルールを遵守し、そのとおり完璧に行うことを重視する上司。
部下や周りのことには無関心な上司。
「性格」という側面からでも様々なのですから、仕事に対する考え方などは人によってそれぞれです。
つまり、上司とあなたの方向性が異なれば、あなたの頑張りを評価してもらえるとは限らないのです。
昇給や昇格をしても給与は大きく変わらないが、責任は増える
あなたは自分の頑張りが給与に反映されていると感じますか?
私たち会社員は、満員電車での通勤に耐え、毎日8-9時間も会社のために捧げる対価として、会社からお給料をいただきます。
趣味で働いているから給与なんてどうでもいいという方もいらっしゃるかもしれませんが、私を含め、多くの会社員は生活をするために、働いてお金を稼ぐ必要があります。
仕事を頑張るのであれば、その成果が給与に反映されなければ何のモチベーションもありません。
昇給もない、ボーナスもない、残業代も支給されないような会社にあなたの貴重な時間をささげている場合ではないのです。

あなたの会社は昇給や昇格があるかもしれません。
しかし、昇給といっても微々たる金額の場合、手取りにするとあまり変わらないなんてことも多いのではないでしょうか。
また、昇格し、給与に手当がついても、昇格することにより増えた責任、業務の対価に見合っていないということもあるのではないでしょうか。
「社内評価や出世はどうでもいい」状態になるまでの道のり
今でこそ、「仕事の評価なんて気にしない、どうでもいい」と思っている私ですが、最初からそのように考えていたわけではありません。
仕事がやりやすい環境を整えるまでには、がむしゃらに努力をしました。
今の職場には中途採用で入社していますので、慣れるまでは毎日とても辛かったです。

しかし、離婚直後ということもあり、「強く生きる」「新しい人生を自分で作る」という思いが強かったため、くよくよと悩んで立ち止まっている場合ではなかったのです。
林真理子さんの「野心のすすめ」にこんなフレーズがございます。
- 人生のリセットは何度でもできるんです。でも、自分でないとできない。
- 世の中は理不尽なことで溢れていて、自分の思い通りになることなどほとんどありません。だけど人間は努力をしなければならない。それを社会で働く事で学んでいる。
–引用:林真理子「野心のすすめ」
最初は与えられた仕事に慣れることだけで精一杯でしたが、時間の経過とともに、少しずつ自分のスキルを仕事に活かすようになりました。
そうすると、自分の興味のあることや得意な仕事がまわってくるようになり、結果を出すことで、自然と社内評価が上がっていったのです。
出世したいから上司の機嫌をとるとか、周りによく思われたいから仕事を引き受けていたわけではありません。

スキルが必要な得意なことをしていただけ です。
与えられた業務以外にも、自分の知識やスキルを活かした仕事をするということを積み重ねた結果、仕事ができる人からの信頼を集めるようになり、自然な流れで昇格・昇給していきました。
「なんだ、評価されているじゃないか!出世しているじゃないか!」
と思われるかもしれません。
しかし、私は評価や出世のために仕事をしていたわけではありません。
自分の強みを活かせる仕事をし、苦手な仕事がまわってこないようにするための環境を整えたのです。
評価を気にして嫌な仕事を引き受けることもありませんし、更に上のポジションを狙うこともありません。
出世したいと思っていないので、上層部にも自分の意見は堂々と言えます。
自分にとって 心地よい環境を整備したのです。
社内評価よりいかに市場価値を高めるか
今の私は、人事評価や出世なんてどうでもいいと思っています。
社内の評価よりも大切にしていることは、 市場価値を高めること です。
なぜなら、今は業績がよくても会社の将来はわかりません。
会社という看板がなくても、自分のスキルと知識でお金を稼ぐ術を身につけなくてはならないと考えているからです。
そのためにはなんとしてでも定時退社すること。
都心で働く会社員の多くは、往復2時間の通勤時間に加え、毎日8〜9時間を会社のために捧げています。
残業していると、自分のスキルアップのために費やす時間も体力もありません。
自分の市場価値を高めるためにも、ノー残業で定時退社するという強い意志を持っています。

まとめ:周りの評価なんてどうでもいい!市場価値を高めよう
社内評価や出世を気にしなくなると、会社員としてストレスフリーで働くことができるようになります。
この環境は以下の手順で手に入れました。
- 与えられた業務以外で自分のスキルや知識を仕事に活かした
- 他の人が得意ではないこと、今まで誰もやっていないことをした
- 仕事ができる人から評価されるようになり、自然な流れで昇格・昇進
- スキルになる仕事、やりたい仕事ばかりがまわってくるようになる
- 周囲を気にせず定時退社 (どう思われても構わない)
- 帰宅後は、自分のためにスキルアップに励む
- ますます会社の評価なんてどうでもよくなる(←今ココです。)
会社という小さな組織の中での評価よりも、いかに市場価値を高めるか。
そのためには、周囲を気にして残業している場合ではありません。
定時退社をして、プライベートの時間をスキルアップに費やす必要があるのです。
とまあ、こんな偉そうなことを書いていますが、私もまだまだ努力が足りません。
この記事は自分を鼓舞するために書きました(^^;)。
- 「今のままじゃだめだ。もっと成功したい」と願う野心は、自分が成長していくための原動力となりますが、一方で、その野心に見合った努力が必要になります。
- 野心が車の「前輪」だとすると、努力は「後輪」です。
–引用:林真理子「野心のすすめ」