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30代後半、ブランクありの私は転職活動にどれくらいの期間を要したか【体験談】

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ブランクがある30代後半女性が就活活動をする場合、仕事が見つかるまでにどれくらいの期間がかかるのか、どのような流れで行動していけばよいのか不安ですよね。

私は離婚を機に10年ブランクという状態で仕事を探した30代後半の女性です。

誇れるような学歴があるわけではなく、特別なスキルもございません。

しかし、コツコツとステップを踏みながら就職活動を進めたことで3社から正社員の内定をいただきました。

そこで、この記事では当時の私と同じく、仕事が決まるまではどれくらいの期間がかかるのだろうかという悩みを抱えているあなたのために、以下のことについてまとめていきたいと思います。

  • 30代後半ブランクありからの就職活動の流れ
  • 就職活動開始後1か月以内に仕事を決めることは可能
  • 初めから完璧を目指さない。職務経歴書も面接も回数をこなしてブラッシュアップ

30代後半ブランクありからの就職活動の流れ

1か月目

就職/転職サイトに登録&情報収集

私の場合、離婚を決意した直後から就職活動を開始しました。

とはいえ何しろ10年ぶりの再就職。

しかも、新卒以来初めての転職です。

中途採用の仕事の探し方や仕組みなど全くわからなかったため、情報収集のためにも複数のサイトに登録しました。

実際に利用したサイトについては、以下の記事にまとめていますので、併せてご覧いただけると嬉しいです。

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経歴の棚卸し~履歴書・職務経歴書作成

次のステップは、求人に応募するための履歴書・職務経歴書の作成です。

書類を作るためには、自分の過去をしっかりと棚卸ししなくてはなりません。

私の場合は、エクセルやgoogle documentsを使って、アピールできそうなポイントなどをどんどん箇条書きで書き出してみました。

その際に気を付けたのは、事実だけではなくその背景・理由や動機まできっちりと落とし込むということです。

ある程度形になったところで、マイナビ転職サイトで職務経歴書のチェックをしていただきました。

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エントリー開始

履歴書と職務経歴書がある程度まとまった段階で、各転職サイトの気になる求人に応募していきました。

1社目内定

私の場合は、年齢、ブランクありという状況でしたので、少しでも気になる企業はポチポチと応募していき、書類選考に通った時点で面接に行くかどうか考えるつもりでした。

ありがたいことに最初にエントリーした企業様からすぐに面接の返事があり、面接に伺ったところまさかの即日内定。

中小企業の場合は、このようなスピード内定もあり得るということですね。

悩みましたが、まだ就職活動を開始したばかりだったことと、条件面から内定を辞退させていただきました。

2か月目

面接が本格化

各転職サイトの新着情報は必ずチェックし、気になる求人に応募ということを繰り返していたため、面接に呼んでいただくことも多くなりました。

面接はとにかく「慣れ」が重要です。

企業によって雰囲気も聞かれる内容も様々ですので、上手く答えられなかったことはその日中に修正し、次に活かすようにしていました。

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2社目内定

2か月目に2社目の内定をいただきました。

人事の方の対応も良く、将来性のある業界・企業でしたので、最後まで悩みました。

しかし、同時進行で受けていた別の企業の選考が進んでおり、そちらの方が志望度が高かったため、苦渋の決断で辞退をいたしました。

3か月目

離婚前日、第一希望の企業から3次面接不合格の通知

2社目の内定を辞退して以降は、新しい企業に応募することは一旦休止。

第一志望の1社以外選考が進んでいた企業も辞退しました。

このころ離婚届を出す具体的な日を決めたため、選考が進む過程で苗字が変わるということを避けたかったためです。

3か月目の1か月間は、第一志望の選考のみに集中しました。

書類選考、1次面接、2次面接と進んだものの、最終面接(3次)で残念ながら不採用となりました。

不採用の連絡を受けたのが、離婚届を提出する日の前日です。

就職活動を進める中で、初めてここで働きたいと思った企業に落ちた上に、明日からはバツイチになる。

もう、辛くて悲しくて、情けなくて・・・・この日は1日中泣きました。

4か月目

離婚と不採用というショックからは流石にすぐに立ち直ることができず、数日はパソコンの前から離れていました。

しかし、いつまでもふさぎ込んでいるわけにはいきません。

気持ちをきりかえ、仕事探しの再開です。

苗字が変わりましたので、登録していた転職サイトの情報を更新し、履歴書や職務経歴書も全て変更しました。

3社目内定

新しい苗字で独身として就職活動を再開後は、驚くほどに書類選考に通過していきました。
その中で、面接時の印象がとてもよかった企業から内定をいただくことができましたので、この段階で、就職活動を終えることを決めました。

就職活動開始後1か月以内に仕事を決めることは可能

選考の期間や面接回数は企業によって異なります。

私の経験でも、3次面接まであった企業もあれば、面接1回でその日のうちに内定の連絡をいただいたケースがございました。

経済的な理由から、とにかく早く仕事を見つけなければならないという場合は、選考ステップが短い企業を選んで応募するとよいかと思います。

リクナビでは、企業を探す際に内定まで〇週間というような選択項目がございます。

リクナビNEXT

初めから完璧を目指さない。職務経歴書も面接も回数をこなしてブラッシュアップ

初めて転職活動をする場合や、ブランクがある場合、なにから初めてよいかわからずきちんと準備が整うまでは応募できないと思ってしまうかもしれません。

もちろんある程度の準備は必要ですが、100%完璧になることはございません。

書類も面接も、活動を進めていく中で、反省点や次はこうしようという気づきが生まれてきますので、とにかく行動することが大切です。

最後に

30代後半の転職活動は困難を極め、時間がかかる。

ブランクがあれば正社員は難しい。

ネットにはそのような情報があふれており、スキルも経験もない私にとっては、仕事が見つかるまでどれくらいのかかるのか不安で仕方がありませんでした。

しかし、初めから無理だと諦めて行動しなくては絶対に成功することはありません。

自立するためにどうしても正社員になりたい。

少しでも自分の得意なこと好きなことを活かせる仕事をしたい

そんな背水の陣でコツコツと時間をかけて行動した結果、採用通知をいただくことができました。

私の就職活動期間は約4か月です

今、私と同じような立場で悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。