転職・再就職

面接では離婚予定であることを伝えるべきか【就職活動体験記】

面接 離婚予定 言うべきか
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もうすぐ離婚予定という立場で就職・転職活動を進める場合、面接時に苗字が変わることを伝えるべきか否かで、お悩みではないでしょうか。

今現在は既婚者だけれど、選考の途中で離婚届を出すかもしれない。入社後数日で苗字が変わるかもしれない。

離婚予定であることを伝えたら、採用に不利になるのではないだろうか。

こんなことを考え、思い悩んではいませんか。

私はブランク10年、30代後半という大きなハンディキャップを背負い、就職活動を行いました。

しかし、離婚前の段階では、面接時に離婚予定であるということを敢えて伝えるということはしませんでした。

その理由は以下の通り。

  • 嘘はNG。履歴書も面接もその時点での真実を伝える
  • 面接の段階では、本当にその企業にお世話になるかどうかはわからないので、敢えてプライベートな予定を伝える必要はなし
  • 大切なことは採用担当者の質問の意図を理解し、ポジティブに答えること

それでは、上記のことについて、順にお話していきますね。

離婚が成立していない場合は、その時点での苗字で履歴書作成

今回の就職活動は、私にとってはじめての転職活動でした。

離婚も初めて(もう2度と経験したくありません。)。

もうすぐ離婚という立場で仕事を探さないといけない場合、履歴書や面接にどう挑むのか迷いますよね。

私も就職サイトやインターネットの体験談などを片っ端からチェックして、どうすべきか考えました。

そして出した決断は、

「その時点での真実を伝える」ということです。

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離婚が成立していない段階では、履歴書も面接も「既婚者」という立場で挑みました。

私の場合は、情報収集から就職先を決めるまで約3か月。

しかし、離婚届を出す直前は、第一志望だった企業の選考だけを残し、エントリーは一旦中止をして活動空白期間をつくりました。

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離婚予定はあくまでも予定ですから、その時点での真実を記入し、お話すれば良いと思います。

選考段階では、私たちも本当にこの企業で働くかどうか見極めています。

どうしてもこの企業で働きたい!他には受けない!という方は稀で、一般的には同時進行で複数の企業に履歴書を出し、面接を受けていくことになります。

自立をするために仕事が必要です。

しかし、どこでもよい、どんな仕事でもよいから働きたいというわけではありませんよね

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給与、労働時間、休暇、仕事内容、企業風土等、私たちも様々な条件を見極めながら企業選びをしていきます。

ホームページや求人広告で書かれていることが良くても、いざ面接で話をうかがうと

「なんかイメージと違う」

ということは、よくありました。

例え採用となっても、果たしてこの企業でお世話になるかどうか

面接時点ではまだわかりませんよね。

離婚予定というような極めてプライベートな内容を、この段階では敢えて伝える必要はないと判断しました。

大切なことは採用担当者の質問の意図を理解し、ポジティブに答えること

私は10社以上の企業の面接を受けました。

質問される内容は、企業によって様々です。

しかし、共通していたのは企業の興味は

あなたはどのような仕事ができ、何が得意なのか。何が苦手なのか。働く意欲は?といったことです

例えば

「お子さんは?」

というプライベートなことを聞かれることもありましたが、この質問の企業側の意図は、あなたに子供がいるか否かという単純な確認ではございません。

「はい。子供はおりませんので、必要な場合は残業にも対応可能です。」

私は子供がいませんので、このように伝えました。

あなたにお子さんがいらっしゃる場合は、

預け先が決まっており、働く環境が整っていることをアピールする必要があります。

企業が知りたいのは、急に休んだり早退・遅刻が頻繁に起きないか、残業はできるのかというようなことです。

最後に

就職活動を始める前は、面接でプライベートなことを根掘り葉掘り聞かれないだろうかと心配していました。

幸いなことに、不快なことを言われたり、聞かれたりすることはございませんでしたが、全ての企業がそうだとは限りません。

もしもあなたが面接中に、「もう耐えられない!」と思ったら、その場で退出でよいと思います。

なぜなら、そのような人たちがいる職場で働くことができますか?

職場の人間関係や雰囲気は大事です。

今は求人が豊富で、求職者が企業を選ぶことが出来る状態ですので、違和感を感じるような企業のことは忘れ、次の企業の面接へと気持ちを切り替えましょう。

最後になりましたが、離婚予定であるということを面接段階で伝える必要はないと感じています。

内定をいただきその企業への就職を決めた場合に、人事の方相談するという流れでよいのではないでしょうか。