30代後半で離婚した私は惨めですか?
子どもがいない私は、小さなお子さんの手を引く男性、ベビーカーを押しているママさんを見ると切なくなるのは事実です。
世間一般からすると、30代後半で子供がいないバツイチ独身女性は可哀想だと思われるかもしれません。
しかし、離婚を決意したのは自分。過去のことを後悔して自分を憐れむよりも、惨めじゃないと自信を持って生きる人生を送りたい!
そこで、現在進行形で心の深い傷と戦っている私自身の経験から、離婚をしても惨めにならない!前向きな考え方や行動したことについて語っていきたいと思います。
Contents
なぜ離婚後に惨めだと思うのか?その理由について
幸せな結婚生活を送っていた時代もあったから
誰だって結婚するときはまさか自分が離婚するなんて考えてもいませんよね。
結婚生活が長い場合、あるいは大恋愛の末の結婚だった場合等、幸せだった時代もあったはずです。
若くて輝いていた当時と、今置かれている現状を比べてしまい、自分のことを惨めだと考えてしまうのだと思います。
辛いことも、楽しいことも共に共有し乗り越えてきた。
結婚の幸せを知っているからこそ、離婚後、独りになった今の生活に惨めさを感じてしまうのかもしれません。
世間体や両親への負い目
たった1枚の紙きれで夫婦関係を解消することはできますが、その1枚の用紙を提出するまでには多大なエネルギーを要します。
「私バツイチなんだ。」
「離婚しているんだ。」
そう言って明るく流せるほど、まだ強くありません。
明るくふるまっていらっしゃる方もいるかもしれませんが、心の中はわかりませんよね。
働いていれば、職場での反応が気になりますし、近所づきあいや地域の結びつきが強い地方にお住まいであれば、世間体が気になるかもしれません。
なにより、両親への負い目もございます。
親を悲しませてしまった。孫を抱かせてあげることもできず、自分は親不孝な娘だ。
そう感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私の場合は、両親に事前に相談することなく離婚をいたしました。
離婚後も、両親とはこの話題に触れることはありません。
いつか笑って話せるようになればいいなと思います。
元パートナー(旦那様)に経済依存をしていた
あなたが専業主婦であれば、ご主人に経済依存をされていたかと思います。
元ご主人に経済力があり、旅行や美容、家や車にお金をかけることができる環境であったのであれば、贅沢な生活ができていたかもしれません。
しかし、そんな生活も過去のこと。
今は生活のために自ら働いてお金を稼がなくてはなりません。
就職活動で妥協してしまったが故に、収入が少なく生活が厳しいという状況であれば、自分に自信が持てず、落ち込んでしまうのかもしれません。


幸せそうな友人と比べてしまう
夫婦のことは夫婦にしかわかりません。
他人と比べるのはよくないことだとわかってはいても、子どもがいる幸せそうな友人を見ては自分を卑下してしまうという方もいらっしゃるでしょう。
離婚したことを伝えると、気を遣わせてしまう。
そう思って疎遠になるかもしれません。
自分が辛いときには、無理してまで他人とつきあう必要はありません。
些細な言葉で傷ついてしまうことだってあるんです。
友人は少なくてもいい。今ならそう思えます。
離婚しても惨めじゃない!自信を持って生きるために何をすべきか
離婚後すぐに働いたことで得られたこと
離婚後に親元に帰らず、一人暮らしをするのであれば、生活費を自分で稼ぐ必要がありますよね。
私はどんなに辛くても、時間を置かずに仕事を探したことが結果的に正解だったと思っています。

なぜなら、離婚を機に再就職や転職する場合、最初の数か月は新しい環境に慣れること、仕事を覚えることで無我夢中です。
私の場合は都内で働いていますので、片道1時間、往復2時間の通勤で、帰宅する頃にはぐったり。
不眠症に悩まされていたのが嘘のように、毎日熟睡していました。
人間、体も頭も疲れていると、寝れるものなんだなと思います。
もしもあの時、辛くて実家に戻っていたら、落ち着いたら仕事を探そうと思っていたら、離婚のショックで鬱になっていたかもしれません。
仕事に復帰し、社会と関わることで孤独を紛らわすことができます。
働いてお金を稼ぎ、納税することで、わずかながらでも自分の存在意義のようなものを感じることができました。

離婚しても女を捨てない!身だしなみを整える
年齢を重ねると、目尻のシワやほうれい線、たるみ等は避けることができません。
加えて、髪はボサボサ、服装にも気を配らなくなったとしたら・・・。
自分の姿を鏡で見るのも辛くなってしまいますよね。
お金をかけなくても、身だしなみを整えることはできます。
朝晩しっかりスキンケアをして、髪をきちんと整えてから出社する!
忙しい朝の負担を少しでも減らすべく、洋服のコーディネートは前日に決めておく。
些細なことですが、できることってありますよね。
周囲の目を気にするのではなく、自分のために外見を最低限保つこと。
私は毎日電車に乗って、都心の職場に通勤していますが、ヒールを履いてシャキッと歩く自分の姿が少しうれしくもあるんです。
頑張って働いているんだぞっていう自己暗示ですね。
住環境を整える
住む場所って大切だと思うんです。
元々転勤族だったこともあり、数年ごとに転居していたため、物は少ないほうでした。
しかし、離婚後ひとりで暮らすマンションは狭い1Kです。
今まで以上に断捨離し、不用品を処分することでどうにか快適な住環境を整えることができました。
狭い部屋でも小まめに掃除し、整理整頓することで、自分の空間を満足するものに変えることができるんです。
例えば冬物のコートなどは、保管付きの宅配クリーニングにお任せするという方法もありますよね。
私の場合は下記サービスを利用することで、クローゼットをすっきりさせました。
自炊して健康な食生活を維持
離婚後、一人暮らしに戻りますと、自分のためだけに料理を作る気にならないという方も少なくないかと思います。
仕事が忙しい場合には、お惣菜や冷凍食品、外食で済ませてしまうという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、私の場合は長年毎日自炊していましたので、どんなに忙しくても自分で料理した物を食べたいという思いがありました。
自己満足なのかもしれませんが、料理をすると気も紛れますし、なにより食費の節約になります。
職場へもお弁当を持参。食べたいものを我慢することなく、1か月の食費は約30,000円程度です。
適度な運動で体を動かす
私はアウトドア派ではなく、スポーツも得意ではないものの、適度な運動で体を動かすことは大事だなと思っています。
都内で電車通勤しているため、毎日歩いているのですが、余裕がある時は1駅手前で降りて長い距離を歩く等の工夫をしています。
その他、自宅でできることとして、ストレッチポールを購入。
ヨガマットを敷いて狭い部屋でゴロゴロとストレッチに励んでいます。
筋肉をほぐすと気持ちが良いですよね。
自宅で簡単にリフレッシュできますのでオススメです。
趣味で生活を充実させる
離婚して、子供がいない女性でも、趣味があると生活を充実させることができますよね。
夢中になれること、没頭できる何かがあれば、惨めだなんて思いません!
私は元々、好奇心が旺盛なタイプでしたので、やりたい事や興味関心、趣味は多いほうでした。
しかし、習い事や趣味のためには少なからずお金が必要ですよね。
だからこそ、正社員になることにこだわり、離婚後すぐに就職したのだと思います。
離婚後、惨めになりたくない⇒やりたい事・趣味にチャレンジしたい⇒収入と時間が必要⇒正社員の仕事を探す
上記の考え方でした。
できないから我慢するのではなく、できるようにするためにすべきことをするんだ!という強い気持ちですね。
離婚後、鬱や病気で働くことができない場合
今まで述べてきたことは、健康だからこそできることでもあります。
離婚後に鬱や病気になってしまい、働きたくても働くことができない場合もありますよね。
もしあなたがそのような状態であるのであれば、まずはゆっくり休んで治すことを第一に考えましょう。
無理はせずに、でも少しでも体調が回復してきたら、闘病中の辛い経験などを記録に残し、ブログやtwitterなどで発信するのも良いかもしれません。
あなたの経験は、同じ悩みをもつ誰かの役に立つかもしれないのですから。
最後に
30代後半で離婚をして、子供がいない独身女性。
実家に戻らず東京で一人暮らし。
こんな属性の私ですが、離婚しても惨めだと思われたくない!そう思って生きています。
人生をどう生きるかは自分次第。
自立するのは大変ですが、自分の力で稼いだお金で生活をしているという自信を持つことができます。
また、社会と関わることで、少しでも存在意義を感じることができます。
惨めだと思う暇がないほど、仕事・家事・趣味で生活を充実させよう!

今はまだ再婚という考えは持てないけれど、可能性はゼロではないですよね。
恥ずかしくない人生を送り、懸命に生きていれば、幸せな未来が待っているかもしれない。
そう信じて前に歩んでいきたいと思います。