転職、中途採用の面接の場合でも、交通費は出るのだろうか。
転職活動中の交通費の出費は、積もり積もって大きな負担となりますよね。
残念ながら、中途採用の場合、ハイクラス求人でない限り、交通費は自己負担が一般的です。
とはいうものの、中には支給してくれる企業もあり、私の場合も2社から交通費をいただきました。
中途採用の場合、複数の企業に応募し、面接に挑むことが多いかと思います。
仕事がなかなか決まらなければ、面接回数もどんどん増え、既に退職している場合や再就職希望の場合には収入がない中で、支出だけが膨らむことになってしまいます。
売り手市場の今だからこそ、求人に面接時の交通費支給をアピールしてくれれば、選考辞退が減るのにな。という思いから、当記事を進めていきますね。
中途採用で交通費が出ない理由、交通費が支給された実体験、転職・再就職活動はお金がかかるので早く仕事を決めるためにすべきこと等について書いていきます。
Contents
転職・再就職の面接では、交通費は出ない方が多い。基本的には自己負担
中途採用の面接で、交通費が出ない理由
初めての転職や新卒時以来の再就職の場合、学生時代の就職活動と比較してしまいますよね。
遠方から東京に本社のある企業の面接に行く際には、新幹線代や飛行機代まで出していただいたケースも多いのではないでしょうか。
私自身、東京に無料で行くことができる!ということもあり、既に内定をいただいているにも関わらず、面接に足を運んだこともございました。
新卒の場合は、地方の学生が東京や大阪など都心の企業を受けることも多いため、大手企業であれば新幹線代・飛行機代が支給されるのが一般的でした。
では、なぜ中途採用の場合には、交通費が自己負担なのかというと、基本的には現在住んでいる街、その近隣で仕事を探すからだと思います。
上京して仕事を探すという人や、地元に戻って就職活動をするという人もいるかと思いますが、その場合にも、引っ越しを終え、住む場所を決めてから仕事を探すという人の方が多いのではないでしょうか。
中途採用で30代後半となりますと、一般的には仕事が決まるまで1か月、2か月とある程度の期間が必要です。
面接の度に毎回上京し、ホテルに宿泊するというのはよほどの金銭的余裕がないと難しいかと思います。
遠方からの求職者のために、Skype面接を実施する企業もある
では、お金に余裕がない場合、東京や大阪での就職活動は諦めなくてはならないのでしょうか。
企業側も、遠方からの求職者にとって交通費が大きな負担となることは理解しています。
このため、中にはSkype面接を実施している企業や、採用担当者が地方都市へ出向いて面接を実施する機会がある企業もあるため、求人内容をしっかりチェックしておくと良いですね。
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面接の交通費を出してくれる企業は印象がいいし、辞退率が減ると思う
一般的には自己負担となる交通費ですが、中には支給してくださる企業もございます。
私の場合も2社から交通費をいただきました。
といいましても、学生の頃のように飛行機代の往復数万円とは異なり、都内の公共交通機関代ですのでそれほど大きな金額ではございません。
とはいえ、たとえ1,000円だったとしても気持ちの問題ですよね。
もちろん、どの会社の面接官も「面接にお越しいただきありがとうございます」とおっしゃってくださいます。
しかし、その企業に行くためには時間と交通費をかけているわけですので、言葉+αをいただけると印象が良くなるというのが本音です。
また、書類選考は通過したものの、面接前に改めて考えた結果、面接に行くか辞退するか迷うこともあるかと思います。
そんな時、交通費を出していただけると予めわかっているのであれば、「とりあえず話を聞いてみよう」と足を運ぶ可能性が高くなります。
売り手市場の今であれば、面接スケジュール調整の際に、一言記載があると、選考辞退の割合が減るのではないかなと思います。
面接の交通費が出るかどうかは事前にわかる?
私の場合、再就職のために約3か月間、転職サイトを毎日見続けたわけですが、面接時の交通費について言及している企業はほとんどなかったように思います。
実際にいただいた2社の場合も、特に記載はございませんでした。
期待していなかったということもあり、当日いただいた時は嬉しかったですね。
企業側も、求人掲載時にはどれほどの応募があるかわかりませんので、記載するよりは臨機応変に対応するのかもしれません。
尚、受取時には会社側の経費精算処理のために、受領書にサインを求められるかと思います。
筆記試験がある場合には、筆記用具の持参を求められるかと思いますが、印鑑も持参するように連絡があった場合には、交通費が支給される可能性が高いかもしれません。
印鑑ケースは様々ですが、個人的には朱肉がセットになったこのようなタイプを愛用しています。
転職活動にはお金がかかる。早く就職先を決めるためにすべきこと
在職中に転職先を決めるのであれば、収入が途絶える期間がないため、経済的には心にゆとりがございます。
しかし、私のように再就職活動である場合や、退職して転職活動をしている場合は、出費に敏感になりますよね。
生活に余裕がないから転職活動をしているにもかかわらず、面接の度に交通費の出費が重くのしかかります。
早く仕事を決めて、収入を確保したい。
毎日お金の心配をする生活から抜け出したい。
だからこそ、自己分析をしっかり行い、優先順位をつけて正しい方向で就職活動をする必要がございます。
私自身の反省からも、もっとこうしておけばよかったということを踏まえて下記の記事にまとめていますのでよろしければご覧ください。
最後に
転職の際の面接では、交通費は自己負担が一般的です。
出してくれる会社やスカイプ面接などを実施してくれる企業もありますが少数派。
転職活動にはお金がかかりますので、自己分析をしっかり行い、仕事選びの優先順位をつけて、希望通りの就職先を早く見つけられるようにしたいですね。