離婚を機に、自分の力で生きていくために転職や再就職を決意する女性は少なくないですよね。
不安定な非正規雇用から正社員を目指して転職したい。
専業主婦から仕事復帰をしたい。
私自身も離婚を決意後、再就職活動を始めました。
転職や再就職の本当の理由が「離婚」である場合、自分自身に負い目を感じ、就職活動に不利ではないかと不安になりますよ。
しかし、あなたは悩みに悩んで離婚を決意しました。
そして今、強い意思を持って就職活動に立ち向かっているはずです。
離婚のストレスに比べれば、転職・再就職なんて怖くない!
転職活動は決して不利ではない!
そう考える理由について、私自身の体験も交えながらまとめていきますね。
Contents
転職・再就職の目的が明確
人間は、変化を恐れる生き物なので、現状に不満があったとしてもなかなか行動に移すことができません。
「給与が安く、残業も多いブラック企業なので転職したい。」
「でも、よい転職先が見つかるとは限らないし、今より酷い会社だったらどうしよう。」
そうなんです。
今よりもよくなる保証なんてどこにもありませんから、今よりも悪くなることを避けるために、諦めてしまうのです。
また、子育てが落ち着いた女性が再就職を目指す場合にも、長年のブランクが原因で勇気が出ないという人も多いかと思います。
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このように、切羽詰まった状況でない限り、転職・再就職は心理的ハードルが高いです。
しかし、離婚を機に仕事を探す場合には、「これからは自分で働いて、自分の収入で生活をする。」
「生きていくための経済力が必要で、そのためによりよい条件・環境の下で働かなくてはならない」という明確な目的があるのです。
働く目的が明確だからこそ、仕事選びの軸を決め、ぶれることなく活動できる
やりがいのある仕事、好きなことを仕事にしたい。
誰もがそう思いますよね。
しかし、離婚を期に転職・再就職する場合は自分のやりたい仕事でありかつ、生活できるだけの給与・年収であるということが重要になってきます。
残念ながらどれほど興味があって好きな仕事であったとしても、給与が低すぎる場合には選んではいけないと思います。
逆の場合はOKです。それほど興味はなかったとしても、給与や将来性に魅力があれば、入社後に印象が変わる可能性もあるからです。
あるいは、仕事は仕事をする場と割り切って、好きなことは休日や退社後のプライベートの時間にすれば良いのです。
収入に余裕があれば、プライベートを楽しむゆとりができますよね。
離婚を決めた女性の場合、働く目的が明確だからこそ、仕事選びの優先順位を定め、ぶれることなく活動することができると思います。
私の場合、仕事選びの際にこだわったことは
- 英語を活かせるしごとであること
- 正社員であること
- 給与
です。
もちろん、残業が少ないことなど挙げればきりがありませんが、どうしても譲れない、「軸」となったのはこの3点です。
働く意欲や熱意が伝わり、面接で好意的に受け止められる
仕事探しに今後の人生、生活がかかっている
離婚に至る理由は人それぞれではあるものの、精神的ストレスがどれほど大きく、どれほど辛い日々を過ごしたか。経験者であればその傷みがよくわかりますよね。
もしもあなたが、離婚と転職、再就職を同時期に行っているのだとしたら、相当な覚悟だと思います。
なぜ私にその気持ちが理解できるのか?
それは、私自身が離婚・再就職・引っ越しの3つを同時並行で経験したからです。
しかも、私の場合は10年のブランクを乗り越えての再就職で、実家には戻らず東京で正社員の仕事を探すというとんでもなく高いハードルに挑みました。
離婚を決意した女性は、これからの生活、将来のことを真剣に考えますよね。
この仕事探しに今後の人生、生活がかかっているのです。
企業は、応募職種や職場にマッチングし、長く仕事を続けてくれる人材を求めています。
簡単に仕事を投げ出さない!
真剣に仕事と向き合いたい。
そんな強い意志や熱意が面接官に好印象を与える可能性は大きいと思います。
ただし、あくまでも志望動機は仕事内容や職種、企業に関することであり、アピールするのは仕事やその企業への熱意です。
離婚するから就職という本音は、心の中に留めておきましょう。
シングルマザーでも面接で不利にならない!アピールするポイント
また、もしもあなたがシングルマザーになる場合でも、面接での伝え方次第では子どもがいることが決して不利にはならないと思います。
今の職場には働くママさんが数名いますが、とにかく皆さんテキパキと仕事をしてきっちりと定時に退社されます。
だらだらと仕事をせずに、しっかりと時間管理をして残業せずに退社。
もちろん手をぬいているわけではなく、仕事ができる女性です。
つまり、あなたがシングルマザーの場合には、どれほどタイムマネジメントをしっかりしているか、家事と仕事を両立させるために取り組んだ時短エピソードなどを具体的に話せるようにしておくと企業側も安心だと思います。
最後に
仕事を探す目的が明確で、軸を決めて仕事探しをする。
生活がかかっているので、働く意欲・熱意がある。
以上が離婚を決意した女性が転職・再就職を乗り越えられる。仕事探しが決して不利ではないと思う理由です。
離婚をネガティブに捉えない。新しい仕事にチャレンジする人生の転機だと前向きに考えましょう。
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